環境と食と命の安全 三原翠
                
本文へジャンプ
 
2018/05/23
食の安全と環境問題に関わる職に40年以上携わった者として、科学的に(これは将来の可能性も見据えての科学であって、過去の科学的データーのみで何かを決めつけようとする”科学的”ではありません)、正しいと私が考えた情報をお知らせしています。
放射能汚染は、4年以上経ち、さまざまな広がり方をしており、空間線量では見えにくくなっています。東日本の汚染状況を知る為、土壌測定を昨年から始めました。此処で随時、測定結果を報告し、今までのまとめたものはこちらにあります。これをグーグルマップに落としたものは、こちらです。チェルノブイリの土壌の汚染はこちらです。また、地表1mの空間線量では、子供達は守れません。
数年前から、いろいろな放射能関係の知識を、普通の人に理解してもらう勉強会を始めました。中学卒業時の理科の知識から出発して、似非専門家に騙されない人々を増やしたいと思っています。放射能について、誰にでも基本を知って欲しいと思って、「放射能って何?」を作成しました。内部被曝の原理についても追記しました。
セシウムの内部被曝の影響を基礎医学の立場から解明した大山論文は、放射能の影響を初めて科学的に理論づけたものと私は思いますが、読みやすいようにPDFにしました。2012年1月からのものと、2015年11月のものです。
2018/01/08
12月の話を、神戸でも行いました。専門家の方々もおられ、質問して下さる方は、私の先生といつも言っている言葉そのままに、私の代わりに答えてくださり、勉強になりました。内容は前と少し変えたので紹介します。福島事故と放射能
私の話しの前に、南修治さんの歌:「風よ伝えて福島の事を」を流しました。心にしみるとても良い歌です。
2017/12/11
PCを変えてから、HPの更新が出来ないでいます。今回は古いPCを使っての更新です。(笑)
先日、12月3日に愛知県の大部という町で福島事故と放射能の話をしましたので、ご紹介します。
私の話しの前に、南修治さんの歌:「風よ伝えて福島の事を」を歌ってもらいました。心にしみるとても良い歌です。

はどのようなものかという話
を、原子と分子の話から始めて放射性物質の原理を説明しました。、次に放射能の生体への影響で最もよく知られている遺伝子への作用を説明し、子供がどうして放射能を気を付けなくてはいけないかをわかってもらいました。次に、現在顕著に表れている小児甲状腺ガンの多発状況とそれを認めようとしない政府や福島県の状況を話しました。最後が、一番皆さんにわかってもらいたい放射性セシウムの心臓への影響でした。2013年に大山敏郎氏のブログを読んでこれこそ真実だろうと思って、勉強会を開催しましたが、今でもまだ、この仮説が一般化していないのは本当に残念です。
2017/01/25
今日は久しぶりに、属している市民の集いの学習会で、原発についての話をしました。原発について出来るだけ網羅するように3部構成にし、最初に「福島の原発、その前と後」として、関西におられた方は、あまり切実でなかった福島原発事故の前と後の事情を説明しました。次にチェルノブイリ事故とその後について、福島との対応について「福島原発事故とチェルノブイリ」とし、最後に現在稼働中の原発に関する問題点を「現在の原発の問題点」と題して紹介しました。その準備にあれこれ勉強していると、忘れていた事や過去はこう見ていたけど実際は等の種々の観点から事故を振りかえられて、とても勉強になりました。
2016/10/27
最近、下記報告書を読みました。予てから聞いていたのですが、改めて、チェルノブイリ笹川プロジェクトに関わった人々の豹変ぶりに驚きあきれました。

チェルノブイリ原発事故被災児の検診成績Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
 
特に気になった部分は:
① 甲状腺には、自己免疫異常の関与する疾患が多いので、小児の例を調べたら、既に小児期から一定の頻度で自己抗体陽性者がおり、将来甲状腺機能異常症を発症することが予想され、幼少期から既に男女差があるとこ事です。(フクシマ事故で、何か調べられているのでしょうか?)
② チェルノブイリ周辺では、1000人の子どものうち2~5人に甲状腺結節が発見されており、如何に早く小さな結節を見つけても、ガンが周囲のリンパ節に既に転移している事が多く、早期に適切な診断が必要である。(それなのに検査縮小なんて!!!)
③1993年以降、吸引針生検を実施し、446例の細胞診で、結節の約7%(ごメリ州では20%)に甲状腺ガンを認める。
 
そして最後に、
正確な疫学調査はこれからであるが、事故当時0-5歳の子供達に集中して多発している甲状腺ガンも、現在ではその発症年齢が、思春期以降から青年期へ移り、今後成人となるにつれて ガン患者の頻度や傾向も変わると考えられる。これらの被曝した集団の中で、将来ガンが発生するリスクの高い人達を集中的に健診、追跡調査する事が望まれている。又、既に甲状腺の異常が発見された人々への適切な治療や長期にわたる継続監視体制の整備も必要である。    と言っている。
 
なんとまともな事を述べておられる事か! 
医者の仮面をかぶった、金?研究費?の亡者たち・・・・?
2016/5/25
久しぶりにHPに新しい話題です。4月と5月に、福島県内の放射能汚染状況を調べました。当初汚染がひどいと想像して、100ml容器で採取したのですが、1000Bq/kg以下が多く、採取のやり直しをしました。その結果をマップにおとし、詳細をこちらに書込んであります。今回、一番驚いたのは、郡山の神社で、昨年末に除染をしたのに、4000Bq/kgもの値が出た事です。
2016/4/21
久しぶりに内部被曝関係の話題です。2013年に内部被ばく特に放射性セシウムの体内作用に関するブログを知り、内部被ばく勉強会を立ち上げたりしました。当初のブログはこちらにあります。そのブログの著者の大山敏郎氏(仮名)が、最近、新たな知見を述べられています。(印刷用はこちら
これを読むと、放射性セシウムの作用によって、多くの内部被ばくによると思われる症状が、説明出来る事になりそうなのです。2013年の初めごろ、このブログを紹介され、私がこれを元に勉強会を開くと言ったら、紹介してくれた人が、「これは仮説に過ぎませんよと」と言いました。私は、科学は仮説だと思いますと言ったことを思い出します。
2016/4/10
最近、福島産の牛肉が手に入ったので測定してみました。Cs137のピークは明瞭にあるがあるが、測定値は検出限界以下(0.6Bq/kg)だそうです。安達郡大玉村の牧場で2年間近くそだったようです。意外に少なく驚きました。エサは気を付けられるでしょうが、水は地元のものでしょうから。
2016/3/10
神奈川県の小田原までの4か所保土ヶ谷、久里浜、大船、茅ケ崎の土壌測定を行いました。同じような場所でも桁違いの差が出たり、高低のある所で高い方が高かったりと、今までの常識が通用しなくなっているような感じでした。
2016/1/31
先日行った中央本線西側中津川から松本までの土壌調査の結果が出ました。福島由来のCsは、検出されませんでした。
2016/1/25
1月20日から22日まで沖縄に行っていました。最大の目的は、辺野古の座りこみへの参加です。雨が降って結構寒かったけど、予定通りごぼう抜きも経験しました。
翌日、戦跡を訪れ、ショックでした。読谷村の米軍と日本軍が初めて戦った嘉数高台公園に行って、壊れたトーチカ跡を見、高台に登って普天間基地を見下ろして・・・・、私達はこの70年間何をしていたのだろうと思いました。攻められて負けて、そのまま70年間。変わらない沖縄、米軍基地。このような他国の基地をたくさん抱えて、独立国だなんてとても言えない、恥ずかしいとつくづく思いました。そして、ひどい地上戦を経験しながら、そのままずっと占領され続けている沖縄の人々・・・・、いかに悔しい、情けない思いで日々70年間過ごされてきたのか・・・・。ビルを建てようとすると今でも遺骨が出てくるとの事。本当に申し訳ない気持ちで一杯で戻りました。
2016/1/2
新しい年になりましたが、今年がどうなるかを考えると暗くなります。昨年から始めた「安保関連法廃止!市民の集い」の活動で、毎週木曜日の夕方、リレートークやビラ配りをやっていました。12月17日からは、戦争法廃止の2000万人署名を2時から4時まで行うようになりました(水曜日と日曜日は休み)。この日の寒さで風邪をひき、25日までやすんでいましたが、26日から再開。最後の29日まで、署名に立ちました。2016年も1月7日から開始します。少しづつ、多くの人に浸透していってくれればと願っています。
2015/12/14
常磐線の松戸、柏近辺を重点的に測定しました。南柏のかなり汚染度の高い空き地が幼稚園も使用しているようで、驚きました。
2015/12/6
常磐線沿線測定結果を追加しました。我孫子、取手、牛久、土浦、少し跳んで東海、日立、高萩駅近辺です。
2015/11/14
土壌の放射能測定結果を追加しました。常磐線沿線の一部(石岡、友部、水戸)と代々木公園一帯です。
2015/11/4
10月31日、11月1日に行われた伊方原発再稼働阻止の集会の為に、愛媛県に行きました。伊方原発ゲート前での集会では、マイクを回してもらい、如何に伊方原発が危険かを話しました。中央構造線が動くと道路も鉄道も寸断される以前に、伊方に行きつくには、いくつものトンネルをくぐらなくてはならず、その上、地盤がとてもう崩れやすいので、トンネルは崩れるだろうと言われています。此処で事故が起これば、日本列島全体に放射能が降るだけでなく、瀬戸内海が濃厚汚染することでしょう。
2015/10/16
東京新聞の10月11日の記事に、原発立地県の原発推進側への天下りの様子を表にしたものがありました。この内容を掲示用にA4に収めてみました。青森県と福井県の多さが突出しています。
2015/8/29
8月26日の東京新聞に、山本太郎議員が国会で質問したアーミテージ報告書についての記事が載っていましたのでご紹介します。日本を米国の属国にする仕組みは、戦後ずっと続いていて、安倍首相によって完成させられることのようです。なんとなく思っていたけど、本当だったと臍をかみます。
2015/8/20
8月8日から17日まで、モンゴルに行ってきました。当初、友人にモンゴルに行くのだけどあなたも乗馬しに行かない?と言われ、それもいいわねと乗ってみたら、なんとそれは会議でした!しかも滞在費が先方持ちとの事。これは物見遊山ではいけないと思い、放射能に関わる科学的知見、福島事故について、モンゴルとの間で問題になっている放射性廃棄物について、プレゼンを用意して出かけました。
最終日、時間をもらって、1.核とは何か、2.内部被ばくと外部比較の影響、3.福島原発事故、4.原発の真実を上手な通訳者の助けを得て、発表しました。その後、モンゴル中央テレビの取材がありましたが、特に放射性廃棄物に興味があったようでした。又、モンゴルで問題になっている石炭火力発電の話題を2回も持ち出されましたが、私は石炭については話していませんと断りました。それ故、放映されないかなと思っていましたが、下記のように放映されました。https://www.facebook.com/1412442875730302/videos/1454116514896271/
この結論の英語は、上記スライドでは適切な英語に訂正されています。
2015/7/8
今までに測定した土壌汚染の状況をグーグルマップに落とし込みました。表だけよりずっとわかりやすくなりましたが、汚染度はクリックしないとわかりません。通常よくあるマップは、色で濃度を分けていますが、同じ場所でも桁違いの値の事もあり、数字だけになりました。
2015/7/6
武蔵野線沿線の放射能量測定の後半の結果が出ました。南浦和から府中本町までの沿線です。
2015/6/25
6月14日に、東京の日仏会館で行われた、リスクコミュニケーションの危機を語ろうという催しに、行きました。いろいろな分野の方々のお話は、おもしろく、これは神戸の人達にも伝えたいとMLに連載しました。それをまとめましたのでご紹介します
2015/6/17
6月11日の東京新聞に、IAEAが東電福島原発事故の最終報告要旨が出ていました。子供甲状腺ガンの増加が考えにくいという記事もありますが、全般に如何に政府や東電が、いい加減な対応をしていたかをキチンと書いてありました。この内容をもっと大きく取り上げるべきと思いました。本当に恥ずかしいいい加減な対応でした。
2015/6/8
今朝の毎日新聞に、「黒い雨内部被ばく痕跡」の見出しで、広島で4.1㎞で黒い雨にあたり、近くの野菜を食べていた女性が80才を超えて多重がんに罹患した女性の肺ガン組織から、ウランU235と思われるα線の飛跡が確認された事を報道していました。2009年に、長崎大でも同様に、のプルトニウムのα線飛跡をを確認しています。
2015/6/1
5月中旬に久しぶりに福島に行く予定だ出来、途中下車しながら、土壌採取を行いました。今まで経験したことのない高線量になるだろうと思い、高線量用の小さな容器を測定所からもらい、使い捨ての手袋をはめてのこわごわ採取でした。使用したシャベルは、新幹線に乗る前に洗い、汚染物は駅のごみ箱に入れ、東京に戻りました。結果はこちらです。V7というのが小さな容器で、約100g入り、他は通常の1kg入りです。
2015/5/25
今日の毎日新聞トップに、原発30キロ圏内で、事故になったら孤立する集落が、2318集落あり、そのうち、8割が、ヘリも着陸出来ないそうです。国民を死に追いやっても構わないというのが、再稼働派の考えなのでしょうか・・・。
2015/5/24
東京新聞5月22日付に、関電の値上げに関する記事が、「こちら特報部」に載りました。燃料費の増加等の理由とは裏腹に、原油価格は現在1バレル=60ドル以下なのに105.9ドル、為替レートも1ドル78.9円の設定での計算だそうです。2年前に経産省から言われていた役員報酬の減額を、ようやく実施、資産売却も全体の資産額は公表せずで、適切かどうか全く判断出来ません。原発の再稼働を止めれば、維持費や改良工事の費用3600億円も節約できます。企業の電力自由化で、顧客はどんどん減っています。来年の家庭用の自由化では、原発を維持するならもっと減る事でしょう。
2015/5/20
5月16日、飯館村エコロジー研究会主催の講演会「あれから4年、震災・原発災害克服の途を探る」というテーマで、11時から17時半までの長丁場に出席しました。
動物の話や人間の健康の話等色々ありましたが、一番驚いたのは、現在、福島で行われている放射線汚染物の焼却でした。鮫川村の話は知っていましたが、減容化と称して、すべて焼却しているとは知りませんでした。しかも仮焼却炉という名で、何十億から百億以上までかけて焼却炉を建設し、しかも仮とついているのは、それを3年間しか稼働させないで、後は解体するそうです。そもそも放射性廃棄物を焼却する事自体間違っているのに、たった3年間しか稼働させないものを19箇所、24基も作るとは、一体どういう事!合計3,116億円!しかも解体費を含まず! 勿論、請け負うのは大手の会社ばかり。既設焼却炉の近くの土壌測定の結果は、明らかな汚染!
 前、全国での瓦礫焼却の際、福島県の瓦礫は汚染が強いからと除かれていたので、私はてっきり、埋め立てるのかと思っていました。ところが、福島県内でこのようにして燃やしているのには、県民を2度も汚染させて平気でいる事に本当に腹が立ちます。棄民政策だと言っていましたが、本当にそうです。 
翌日、16日は、福島県の白河の近くにある原発災害情報センターの総会と講演会に行きました。そして、講演会は、同じ廃棄物問題で、鮫川村の近くの花輪にお住まいで、焼却炉問題で、初めて目覚めてこの世界に入られた和田央子氏のお話で、前日の焼却炉の現地での状況と東京オリンピックまでに汚染物を皆、燃やしてしまうためと聞いてまたまた驚きました。 
福島の中での問題は、なかなか外に伝わらない(私が知らなかっただけ?)事をおもい知らされました。
こちらに2014年12月の和田央子氏の講演のビデオがありました。
2015/5/15
久しぶりに先月採取した土壌の検査結果を報告します。東京は、たまたま行った曙橋近くで、交差点際の小さな公園と増上寺近くの芝公園でです。その他は、これから武蔵野線沿線を調査してみようと思います、東半分の結果です。場所によって、数メートルの距離の違いでも桁違いだったりして、雨水の影響が大きい事が想像されました。
2015/4/15
昨日は、出来るだけサボらない中尾スクールをサボって、福井へ行ってきました。高浜原発再稼働停止の仮処分の決定を聞いて見るためでした。詳細はこちらのさよげん神戸のFacebookにありますが、昨日の海渡弁護士の説明には驚きました。樋口裁判長は、昨年5月の大飯原発差止判決で、大飯原発だけを止めたが、今回は、規制委員会を批判する事で、全原発を止める事を示唆しているとの事です。これを受け、本日、海渡弁護士は規制委員会に対し、このような申し入れを行いました。なんとか司法の力で原発を止めたいです。
2015/4/8
最近、関係しているMLに、「科学って何?」というタイトルで、次のような文章をお送りしました
科学は、仮説であるという内容です。3.11以降の”科学者達”の現在わかっているデータだけで、フクシマの放射能は安全だと言う人々を何とかしたいと思ったのがきっかけでした。
2015/4/3
4月から40年以上とっていた朝日新聞を止めて、毎日に変えました。その前、11日間、両方を受取っていたので、原発、フクシマ、エネルギー関係の記事の量を測定しました。重量では、3-4g(20g前後で)毎日の方が多く、記事数では、毎日21件、朝日18件でした。そのうち朝日は、プロメテウスの罠の連続ものが10篇以上あったので、現在の記事が少ない印象となっていました。
2015/3/16
3月7日に9条の会主催の講演会で、内田樹先生の講演を拝聴しました。とても興味深いお話でしたので、穴あきだらけなのですが、まとめましたのでご紹介します。講演後泥憲和さんとの対話もありました。
2015/3/11
最近、Facebookで、ろう者に関する事が話題になっています。多くの方にろう者を理解して頂く事を願って、長年、ろう教育に携わっておられた山原愛子氏の講演をこちらにもご紹介します
2015/2/27
先週の土曜日14日に、原爆被爆者診療やフクシマの人々の検診を行われている郷地秀夫先生のお話を聞く機会がありました。甲状腺検査結果の精査は、今まで聞いたことのない話で、改めて、結果だけでなくデータの解析の必要性がよくわかりました。(資料はこちらです。)又、医療関係での復興支援の大掛かりな遺伝子検査も含めた調査に警鐘を鳴らされていました。私見をまじえての報告です
2015/2/23
2月22日に、同志社大学の浜矩子先生の講演を聴きました。テーマは、幸せのための経済学~アベノミクスのゆくえと9条でした。資料がなかったので、ノートにメモをしながら聞き、このようにまとめました。「経済は人々を幸せにするためのもの」という言葉が、全体を貫いていました。
2015/2/15
2月10日付東京新聞は、世界的にミツバチ大量失踪の原因とみなされているネオニコチネイド系農薬の食品残留基準を99%の反対を押し切って緩和しようとしている事を報じていました。パブコメでの99%の反対を全く無視するのです。パブコメを形骸化させようとしているのは、放射能関係だけでなく、国民の生活を密着している厚労省にまで及んできました。昔、籍を置いていた人間として、本当に恥ずかしいです。ブルータスおまえもか!
2015/1/29
中央構造線の両端での地震がよく観察されていて、中央構造線が動くのではとずっと心配していましたが、何故か中央構造線が動いたと言う話を聞いたこともなければ、中央構造線が動くと言う予想とその防災も聞いたことがありませんでした。先日、1月24日に、阪神淡路大震災20年記念のシンポジウム(地震関連3学会主催)で、飯尾能久先生(京大防災研)が、伏見城が壊れた事で有名な慶長の大地震が、実は中央構造線が動いた地震と関連していると言う説明がありました。ウィキペディアによると慶長の地震は2回あり、1596年にこの中央構造線の動いた慶長大地震があり、1605年に南海トラフが動いた慶長地震があったそうです。更に1611年に会津地震、慶長三陸地震、1614年には高田領大地震と言われるが実際は会津から松山に至る被害がされて報告いる大地震があったそうです。貞観の大津波や大地震は聞いて言いましたが、慶長も同じような日本列島全体の活動期だったようです。
2015/1/21
東京西部の地域を放射能測定した結果を報告します。以外に少ないです。しかし、たまたま立ち寄った後楽園近くの某所で、1600Bq/kg以上の値が出ました。経産省近辺と同じくらいで、どうやら舗装道路脇の土壌の共通点があります。同じ場所の奥の方は東京の東部並でした。
2015/1/20
1月14日の東京新聞に、杉並の無添加パン店が廃業した記事が載っていました。放射能が出続けている現在、東京でも本当の安全なものを作れないと考えられたそうです。ちょっとの異物に大騒ぎするのに、放射能汚染に無関心な社会への一石となればと言われています。
2015/1/20
1月16日の朝日新聞は、沖縄返還時、日本側が米側が負担すべき軍用地の原状回復費400万ドルを密かに肩代わりし、密約を否定するよう外務省が支持し米国にも依頼していた事が外交文書公開で明らかになったと報じている。毎日新聞の西山記者が逮捕された有名な事件のこれが事実である。日本人は、目的のためには、ウソを平気でつく人々のようです。
2015/1/20
2015年度予算の内容を15日の東京新聞は、1面見出しで大きく言っています。「暮し抑え防衛重視」攻撃型武器を
続々購入し、5兆円近い金額です。抑えられる暮しの内容は教育から生活、介護などこのようになります
軍事予算の内容の詳細はこのようで、なんと対潜哨戒機P1は、20機を7年契約でまとめ買い、つまりこの予算が7年間続くというのです。
2014年も補正予算で増やし、2015年度もです
2015/1/6
1月3日の東京新聞に、アルミでなく断熱性の高い樹脂窓枠での省エネについて報道されていました。世界的には樹脂窓枠は普及しており、日本ではわずか10%だが、韓国では80%、ドイツ60%、中国でさえ20%以上だそうです。
2015/1/2
昨年の12月に、広島に行ったついでに広島市と三次市の土壌を採取し検査しました。結果はこちらにあります。2検体のうち1検体の広島市の土壌と三次市の山の中の土壌にCs137を検出しました。福島由来かどうかはわかりませんが。
2015/1/1
手話を習い始めて2年半経ちましたが、手話だけでなく、ろう者に関する理解を広めたいと思い、ろう教育についての講演をまとめましたので、ご紹介します
2014/12/31 新聞記事から
12月28日の東京新聞武器輸出で官民一体、癒着・天下りの懸念も。「戦争なしでは生きてい行けない国に」とのタイトルで、日本が米国のようになる懸念を報道しています。「原発は自国に向けた核兵器」である事を考えれば、その危険性は大変です。
12月31日の朝日新聞では、東電が、飛散防止材の使用を効果の出る濃度の10倍に使用する薄めてよう2012年から指示し、結局、水を散布しただけと同じようにしてしまったことが分かりました。2013年夏の放射性物質の飛散をを招きました。東電が全く福島の人々の事を考えていない事に改めて愕然とします。
2014/12/30
東京新聞の記事は、他の新聞社の記事と異なり、昔の新聞のように読者に考えさせる適切な内容を多く含んでいます。記事の直接の紹介は、問題がありそうなので、記事のタイトルだけを載せる事としました。内容を知りたい方にのみご要望に応じてpdfでお送りする事にしました
2014/12/14
ストロンチウムの汚染について、アメリカの公表資料を地図化したものを知りましたので、紹介します
2014/12/11
衆議院選挙が近づいてきましたが、ひどい選挙隠しが行われていると感じています。
小選挙区制度における投票態度、「鼻をつまんで投票を」は改めて制度の変更を思い知らされます
一方で、急激な情勢変化に対し、対応出来にくい人々もいます。思考停止は、日本の中のあちこちで起きているように思います。
2014/12/6
神戸に住んで東京新聞を取っています。2-3日後の到着ですが、その中身は昔の新聞のような体制批判がたくさんありホッとします。朝日新聞もたまには良い記事もありますが。気になった記事のスクラップのようなコーナーを作りました。
2014/12/5
11月半ばに、岐阜県の瑞浪にある東濃地科学センター(放射性廃棄物の地下埋納を研究している所)を見学し、300m地下の花崗岩を触っていきましたが、岐阜近辺の汚染も知りたいと考え、瑞浪市、多治見市、春日井市、名古屋市の土の測定を行いました。殆ど問題なかったです
2014/12/5
11月半ばに、岐阜県の瑞浪にある東濃地科学センター(放射性廃棄物の地下埋納を研究している所)を見学し、300m地下の花崗岩を触っていきましたが、岐阜近辺の汚染も知りたいと考え、瑞浪市、多治見市、春日井市、名古屋市の土の測定を行いました。殆ど問題なかったです
2014/11/19
11月に宇都宮に講演を聴きに行きました。その時、宇都宮市内3ヶ所と宇都宮線を途中下車しながら、小山、古河、茎の土壌を採取し、測定しました。結果はこちらです
2014/10/26
9月に東京に行った帰りに、途中下車して土壌を採取した結果がようやく出ました。丁度、台風通過後、まだ雨の残る東京を後にして、雨が止んでいる処からはじめようと東海道線に乗っていてなかなか晴れず、とうとう小田原までいってから初めての測定をし、次にホットスポットになっている熱海、そして汚染がギリギリと思われる静岡を測定しました。結果はこちらです。
2014/10/16
多くの人に放射能について知って頂きたいと作成した「放射能って何?」の内容に加筆しました。読者の方からの初めの説明が唐突過ぎると指摘されました。そう言われて、昨年の内部被ばく勉強会で質問されて、原子の話の前に化学の世界について説明したことを思い出しました。3.11以前と以後での私達の生活の変化を加筆しました。他は同じです。
2014/10/7
9月23日、デングの発生した代々木公園から亀戸中央公園に場所を変えて、さよならげんぱつ1万人集会が行われました。3団体共催が1団体になったにも係らず、1万7千人の人々が集まりました。私は代々木から亀戸に代わって心配したのが土壌汚染です。東京東部の汚染が高いはずでしたから。結果をこちらに示しました。大勢が土の上に坐っていましたが、芝生はいくらか低いとはいえ、221~366ありました。所々、高い所があり、でもそばに300弱もありで、他所と同じようにちょっとの違いで値が大きく異なりました。代々木公園は測定していませんが、新宿公園と比較すると100ベクレル位高い感じでしょうか。
2014/10/4
今日から、コミスタ神戸で「コミスタ神戸における合同作品展」と言うのが開かれていますが、市民講師のコーナーに、私も出展しました。「放射能って何?」という題で、原子構造から始まって体内に入った状況までを9枚で説明しました。各図の説明の次に文章での説明を入れました。お持ち帰り用に印刷したものを吊るし、上の図の説明が下にあるような構成です。是非、ご感想をお寄せください。
2014/9/28
9月25日の朝日新聞のオピニオンという欄に、予てから安倍首相になってからずっと私が思っていた事をキチンと言葉になって表現されている文に出会いました。慶応大学の小熊英二氏の文「そんなことをしている場合か」です。
2014/9/20
下記にお知らせした体験教室が終わりました。16人ほどのお客さんでしたが、私の話の肝心な点である胃ガンを防ぐ方法をご存じだった方は皆無、大腸がんの方はお二人いらしゃいました。30年以上前から、私が教わって実行していた「朝食の前の1杯の牛乳」は、現在でも有効なようで、ピロリ菌との関係も知りたいところです。大腸ガンに関しては、昔、光岡知足先生に聞いた内容で、油の摂取を控え、食物繊維をたくさん摂るは、疫学的には食物繊維の効果は観察出来なかったとの事ですが、やはりたくさん摂りたいですね。運動と肥満防止はガンにもメタボにも有効です。内容はこちらにあります。
2014/9/10
今年の4月から、神戸市の市民講師になりました。その初めての体験教室を9月18日に行います。テーマは「ガンとメタボを防ぐ食生活」です。就職して始まったのが食の安全に関わる仕事でした。それ以降、生きる上で大切な、でも、男性には軽視される事の多い食生活をずっと健康の面から考え、実行してきました。40年前と現在の考えが同じである事を再認識する講演になるよていです。
2014/8/20
7月に採取した東京の土壌測定の結果が、全部出ました。最後の測定地域は、経産省周辺と日比谷公園とその周辺です。今まで測定した中で最も高い値が霞ヶ関で出ています。いずれも、道路側の植込み土壌です。歩道の放射能が溜まったりしたのでしょうか。
2014/7/29
先日採取した東京の土壌の結果が少し出ましたので、まとめに入れて出しました。末尾です。新宿中央公園は、 高層ビルにプルームが当たったので高いと聞いていましたが、杉並や世田谷とあまり変わりませんでした。飯田橋や東大農学部はちょっと距離の差で値が大きく異なっていたのに比べ、飛鳥山公園は4か所ほとんど同じ値で、山の上で他の影響が少ないのかなと思いました。
2014/7/25
新たに勉強会を開催して下さる方々を募集します。この1年間に行ってきた内容(上記勉強会)が、主なテーマです。一緒に勉強しませんか?
2014/7/24
岡山大学の津田敏秀先生の「医学的根拠とは何か」を読み、初めてガラパゴス化した日本の医学界の現状を知りました。放射能による発がん影響が100mSv以下なら問題ないとしたり、福島における子どもの甲状腺がん多発を認めないようにしたり、おかしな医師がたくさんいるとは思っていましたが、こんなに根本的な点で遅れている日本医学とは思いませんでした。今日と来週の木曜日の2回にわたって勉強会を行います。
2014/7/3
6月に山形県に行って各地の放射能量を測定しました。山形県は元々、汚染図から見ても複雑な様相ですが、実査に測定してみると興味深い結果が得られました
2014/6/27
「放射線リスクに関する基礎的情報」の解説版を作成しました。帰還するにせよ避難するにせよ、事実と向き合って決断してほしいと思って作成しました。まだまだ、足りない点や間違っている点があれば、是非、お知らせください。(せっかくリンクを付けましたが、PDFにしたらダメでした。又、7ページの上の図がどうしても抜けてしまいました。必要な方はご連絡ください。ベッ別途お送りします。)
2014/6/13
昨日の勉強会では、放射能の単位の説明(どれも帯に短し襷に長しのようなものです。)、復興庁の放射能基礎的情報の解説を7から15の終わりまでを説明し、このシリーズを終わりました。今回の解説の中には、食品に関わるものがありましたが、わずか1ページ。その他は、自然放射線がこんなにある、日本は医療被曝がこんなに酷いと言う話やICRPの説明があり、よく読むと日本政府がいかにICRPのガイドラインさえ遵守していない音がわかりました。その後、あれこれネットで検索していたときに見つけた大気核実験による汚染や頻度、そして2006年に来日したアーネスト・スタングラスの「原発と健康」をご紹介しました。
2014/5/31
5月8日と9日に、東京で、各地の土壌を採取し、測定しました。場所は東京の荒川区、台東区、千代田区、江東区と市川市です。同じ公園でも値が大きく異なる場合もあり、3年経つと黄の状況や雨水の影響で、、差が出るのではと想像します。木場公園は広いので4か所測定しましたが、南の冒険広場が際立った低いのは、除染がされたのかなと思わされました。唯、現場は、木が少しある土ですが、表面が固い感じでしたので、流れたのかもとも思いました。(少し坂でした。)
2014/5/30
5月25日岡山市で、日本学術会議と日本衛生学会主催の市民公開講座「放射線被ばくと健康管理」が開催されました。資料なし、写真・動画撮影禁止の講演会でしたが、メモを元に気づいた点を報告します。
2014/5/28
毎週金曜日夕方、東京を始め全国の電力会社まで行われている再稼働反対の集会。神戸でも、ずっと行われており、明後日の金曜日で、100回を迎えます。いつも50人から70人位が集まっており、和気あいあいとコールをしたり、思いのたけを語ったりしています。100回を記念して明後日は、6時からの関電神戸支店前に続き、6時半にデモをしながらマルイ前に移動し、7時半まで集会です。そこで配りたいとこんなビラを作成してみました。半分に切って撒くつもりです。
2014/5/23
昨日、帰還リスク勉強会3回目を行いました。1か月ぶりですが、内部被曝に関する項6だったので、私の準備勉強の必要性からです。基礎的情報では、わずか1ページしかなく、その中で使われている言葉の説明が27ページから32ページまでの4ページあるというおかしな項です。解説では、まず、この1か月間で得た甲状腺ガンに関する新しい情報に続いて、内部被曝の測定としての尿検査とWBCに関する実態調査を含めた説明、内部被曝と外部被曝の相違と気象研がNatureに報告しているCsのホットパーティクルとその体内での作用、Csの体内蓄積、そしてCsの心臓への影響だけでない膀胱ガンの発症についてエビデンスに基づいて説明しました。これら調査の間に、フクロウの会の「子供達の尿検査から見えてきたものNo3」に次のような記録をある事を知りました。福島県の健康管理調査検討会は、当初、内部被曝の調査として尿検査やWBCが検討されていながら、議事録から削除されていたのです
2014/5/12
5月7日に経産省前テント広場に行き、北九州のミコさんの「私の福島での経験とこれからの事」の和文英文を掲示しました。今までで一番長い内容ですが、そもそもから始まり、遠く将来までも見据えての文は、誰をもの心をうつものではと思います。東京にお出での節は是非、テント広場にお寄り下さい。こんな様子です。写真
2014/5/5
放射能測定所の紹介に、ちくりん舎を加えました。ここは尿検査も出来ますが、武蔵五日市なので、料金は高めです。専門家の顧問が充実しています。
2014/5/3
憲法集会に参加し、内田樹先生のお話を聞きました。目から鱗の話が次々でした。メモをまとめたのが、こちらです。
2014/4/29
4月27日付東京新聞に(神戸でとっているため2日遅れ)、13歳の時甲状腺ガンの手術をしたチェルノブイリの女性の手記が載っていました。甲状腺ガンを軽い病気のように言う輩がいますが、そのようなものでない事がわかります。
2014/4/25
昨日、2回目の帰還リスク勉強会を開催しました。1回目で話題になった点の情報紹介(空間線量の地面からの高さによる違い)と何故、個人線量計を用いるようになったかです。
放射線リスクの基礎的情報の解説は、2.事故直後の外部被曝に関し、県の健康管理調査の結果と今中報告との相違の紹介後、4.初期の内部被曝の状況で述べられている事の実際の背景や5.甲状腺検査の状況の解析を行い、疫学的に、3県の情報は本来のコントロールには全くなっていない事を明らかにしました。
2014/4/23
放射能の海洋汚染について、Facebookで話題になった事がありました。それで調べてみたら、Sr90の汚染がずっと続いていて、1ミリベクレル/L位あります。Cs137はこちら。太平洋核実験の名残のようです。H22年H24年を比較すると、沿岸域ではSr90 平均1.2⇒1.2、Cs1371.5⇒6.2、Cs134は東京湾と仙台湾のみ検出8.3でした。外洋はSr901.1⇒1.0、Cs1371.6⇒2.3、外洋は日本海と太平洋をみると日本海は1前後に比べ、太平洋はほとんど2以上でした。汚泥についてもあります。
2014/4/14
昨年6月から始めた内部被曝勉強会は、セシウムの心臓への作用の話と野村大成先生の放射線の生体への影響のお話を復習会も含め、3月で終了しました。是非紹介した話題がないので終わろうかと思っていましたが、2月に復興庁より、帰還のリスクコミュニケーションなる施策が公表され、その内容に疑問があったので、安心情報もの元としている「放射線リスクに関する基礎的情報」の勉強会をする事としました。詳細はこちらです
2014/3/16
川内原発が再稼働の最有力と報道されています。支援が一番届きにくい鹿児島を選んだのではとも思われますが、あの辺りは火山が多いし、最近活発な桜島もあるしと調べてみました。そして火砕流だけでなく巨大断層もあると報告されていた事を知りました。これだけのデータがありながら、安全だと判断する原子力規制委員会に深く失望しました。
2014/3/10
世田谷の元住んでいた近辺の放射能測定を行いました。大体、100前後といった感じですが、木々の生い茂る場所は高く、木が放射能を維持する傾向が明確にみられました。2011年3月末時点では、多分、この10倍はあったのではと思います。(杉並ではそうでしたので)
併せて、昨年行った仙台を中心とした宮城県の汚染図も作成しました
2014/3/7
十和田湖が、十和田火山のカルデラであり、活火山であることを私は知りませんでした。その上、西暦915年に日本における有史時代最大の噴火であったらしいのです。六ヶ所村の再処理工場が、60キロ先にあり、1月末には1日800回もの地震が観測され、心配されています。大地震の起こった数年以内に、近くの火山が大爆発を起こす事が、例外なく起こっています。地震や津波より、火山の方が火山灰による長期的電源喪失起こる事から、恐ろしさに竦みます。その一方で、東日本大震災は、白頭山噴火の前兆であるという視点もありました。十和田噴火はその前兆にすぎないと。早川由紀夫先生達専門家の説明は更に恐ろしいもので、日本の壊滅もあり得る予想です。
2014/3/6
EUが日本の放射能汚染の実態を報告しています。国土の15%の汚染は、チェルノブイリでは徹底的放射能監視区域との事です。政府や東電の発表が、明らかに真実でない事がわかります。http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2659.html
2014/2/25
京都大学教授で、ずっと政権が代わっても、エネルギー問題の委員会の委員を務められてる植田和弘先生の講演の報告です。お名前は以前から知っていましたが、お話を聞くのは初めてでした。お聞きしていて、政権が代わっても委員を続けられていられる理由がわかりました。理論的なエネルギーだけでなく働かき方、生き方も考えておられるエネルギーに対する考え方に深く感銘を受けました。
今後の脱原発の運動を進めるにあたって、取り入れるべき視点がたくさんあると思いました。詳細はこちらです。
2014/2/24
先週、復興庁は、フクシマにおける避難者の帰還に向けた放射線リスクコミュニケ^ションと更にその基礎的情報なるものを公表しました。この内容についてFoeJapanが問題点を指摘していますが、私なりの問題点とこの資料に対する疑問点を考えてみました。この帰還ンリスコミへの意見を募集ているそうですので、ご参考になさって下さい。
2014/1/21
元スイス大使で反原発運動で有名な村田光平氏が、ロシア国防省の機密文書をロシアの平和運動家から手に入れ、菅内閣官房長官宛文書を送付したそうです。昨年末、福島原発地下でメルトスルーした核燃料が、核爆破を起こしたのではと言う衝撃的内容です。3年近く前にメルトダウンしたのですから、現在メルトスルーしているのは当然と思います。沿岸の潮汐の干満に伴って自身が起きていると聞いたこともあります。フクシマは悪くなることはあっても良くなることはなく、現状維持が出来ていれば最善なのだろうと改めて思います。
2014/1/17
内部被曝勉強会は、12月から復習会を開催していますが、1月9日の会では、大山論文の新しい記述に基づいて、セシウムの細胞における挙動に関する説明とQT延長症候群の説明を新たに加えました。
2014/1/15
国連と世界銀行は、ともに原発には未来がないので、最貧国へのエネルギー援助に、原発には出資しないと明言したそうです。安倍首相がもくろむ原発輸出に、世界が反対しているという事でしょう。
2014/1/14
福島の土壌汚染から、吸気による内部被曝を心配していましたが、衣類からの被曝もすさまじいものである事を知りました。郡山の市民測定所の結果です。洗濯により,汚染されていない下着まで汚染されています。
2014/1/7
ずっと気づいていませんでしたが、各国大使館が随分東京を逃げ出しています。パナソニックも本社を岡山に、日立も本社機能の一部を年内に 海外に移転するそうです。じわじわと東京離れが進んでいるようです。当然の事ですが。
2013/12/30
資源エネルギー庁は、12月6日、新エネルギー基本計画を発表し、1月6日まで、パブリックコメントを募集しています。この新エネルギー計画は、「原子力は、重要なベース電源と位置づけ、核燃料サイクル も着実に推進」と言っており、原発事故がなかったかのような、3.11以前の計画と同じものです。2012年に民主党政権が、行った同じようなパブコメは、9万件近く寄せられ、その内、87%が原発ゼロシナリオを選択しました。政権が代わっても原発に対する国民の意見は変わっていないのに、全く無視して原発推進の新エネルギー計画を決めようとしています。昨年以上のパブコメを出して、反対していきましょう。(2枚目がFax用紙になっています。)
私の所属している「さよなら原発神戸」では昨日、パブコメを書こうと言うイベントを神戸一番の繁華街の三宮マルイ前で行いました。
2013/12/23
前、東日本の水道水の汚染ついて述べ、東京の水道水の汚染が増加の傾向にあり、福島と似ている事を報告しましたが、今年の結果が、わかりました。昨年と今年の変化を各県毎に比較した表がありましたのでご紹介します
2013/12/15
セシウムの心臓への悪影響を理論的に説明した大山論文を広めようと勉強会を行ってきましたが、バスビー博士が、福島の子ども達の心臓を心配して、心電図を測るようにと警告しています。彼にも大山ブログを知らせたいですね。具体的に数値を挙げて警告しています。
2013/12/14
特定秘密保護法が可決され、暗い気持ちの師走ですが、興味深い記事を見かけました。20代の投票に行った人が、次回の選挙で1人の友人を投票に誘い、30代の人の2人に1人が、友人を投票に行かせられたら、世の中が変えられるというのです。老人の人口は確かに多いが、投票率がいいので、これ以上増やせないが、若い人は投票率が低いので、そこが上がれば大きく影響するのだそうです。若者に働きかけましょう。
2013/11/27
山本太郎さんが議員なってたくさんの質問をされているそうですが、今回、「東電島第一原発事故による被ばく者の健康調査に関する質問」をされましたが、その答弁書を知り、あまりの酷さに驚きました.以下要点。
①「東電福島第1原発の放射能放出で東日本地域住民の放射線被曝は大した量ではなく,健康被害が出るような懸念はない
②福島県で実施されているような健康管理調査の対象を広げるつもりはない。
③それ故、無用の検査や診療を健康保険の対象にする必要はないし、全国的な体制をとる必要もない。
④福島の被曝者の診療記録の長期保存についても対策を打つつもりはない。
⑤福島県内外ともに新たに追加的な検査・調査もする予定はない,など
2013/11/13
9月から、東京の経産省前テント広場に、「福島のお母さん達の声」と言う掲示を始めました。11日に2報目を掲示しました。
2013/11/5
放射能の影響だけでなく、その影響を少なくしたり、無くしたりする情報も必要です。肥田舜太郎先生のご本「内部被曝」から転載させて頂いて、肥田先生の忠告としてアップしました。又、ブログから得たCs、Srの調理による削減に関する情報も載せました。ご参照ください。
2013/11/1
6月から4か月間(8月はお休み)、合計8回行ってきた内部被曝勉強会は、昨日、野村大成先生の研究成果をお話して終わりました。野村先生の研究の特徴は、経胎盤発ガンという世界でもあまり行われていない毒性の評価方法です。精子や卵に作用させて、生まれた子供の異常、更にその子供のというように、何代も観察してその遺伝子の異常が伝わる事を証明しています。化学品や放射線を作用させた結果、放射線による精子への作用で白血病が起こる事をマウスで証明し、セラフィールドで、人間についても同じである事がわかりました。合成洗剤の皮膚への作用で、マウスの受精卵が発育できなくなる事も、最近の不妊への影響が想像されました。
2013/10/26
阪大名誉教授の野村大成先生は、30年前から放射線や化学品が次世代の子供達に悪影響を及ぼす事を報告されており、世界的に大阪レポートと言われています。3.11以降、時々、ご講演をされていたようですが、多くの方には、知られていないと思います。原子力関係では小出裕章先生が、よく知られていますが、私には生体への放射線の影響に関しては、匹敵するのが野村大成先生と思っています。ネットでは、十分な資料が得られなかったので、直接先生にお願いして送って頂いた日本語の資料を先生のご許可の元、ここに紹介させて頂きます
2013/10/16
放射能への一人一人の正しい理解の為に「放射能への理解」のコーナーを作りましたが、今日の資料は、チェルノブイリにおける保養の効果と年齢による放射能の影響です。もっと良い資料もあると思います。ご存知でしたら教えてください。
2013/10/13
9月に東北に行った際、放射能測定がほとんど行われていない宮城県の土壌を持ちかえり、測定しました。前行った東京杉並の値に比べ、場所のよっては3倍以上であり、杉並の例から見て、2年半で10分の1に減少している可能性を考えると、かなりの量が降った可能性があります。宮城県知事は、汚染はされていないと測定をしていません。かつてホットスポットとして有名だった経産省前で、テント広場の前の土壌も測定しました。今までで一番高い値でした。現在の状況では空間線量だけでなく、土壌のベクレル値を測定することが必要です。子供達の汚染をくい止めるためにも。
2013/10/7
内部被曝勉強会は、6回目を終え、ミトコンドリアの勉強(チトクロームCミトコンドリアと病気ミトコンドリアと進化)が終わりました。最後に要望のあったストロンチウム90についても少し勉強しました。
2013/10/2
10月1日は、いろいろな物価が上がったようですが、安倍首相は、長野県に対し、野生キノコを出荷しないよう要請しました。そう言えば、長野県も汚染されていました。昨年より小諸市が増えています。
2013/9/29
9月10日に、福島県の二本松に伺った時、お母さん達のお話の中に、東京のオリンピック決定によって、ますます福島が忘れられると嘆かれていました。その時、思いついた経産省前テント広場に福島のお母さん達の声を掲示する案を、一昨日、実現できました。書かれたのは、いわきのお母さんですが、思いはは同じです。「あなた方の喜びは、私達の悲しみです」胸を打つ文章です。英文もお願いして作成出来ました。
2013/9/23
韓国が9月9日日から青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の各県産水産物の輸入を全面的に禁止した事が報道されましたが、今度は米国が、同日付で、昨年5月より厳しい輸入制限をかけてきたようで、農水省のHPに載っていました。今後、汚染水の漏えいの状況によって、変わっていくでしょうから、国内での方法が少ない状況から考えると、JETRの情報を注視する事で食品の汚染状況を知ることが出来るかもしれません。
2013/9/19
放射能の正しい知識を広める活動に参加し始めました。その第一弾として、予てから書きたかったカリウム40と放射性セシウムの根本的違いをまとめてみました。ご意見ご質問を頂ければありがたいです。
2013/9/16
原発事故当初からの情報隠し、本当は原発は地震で壊れた可能性が大きいのに、東電は情報を隠し、津波だけにして、再稼働させようとしている政府、汚染水を太平洋に漏れさせないようにすべきなのに、お金をケチって、流し続ける東電とそれを容認しているとしか思えない政府、そして、安倍首相のオリンピック招致のための嘘八百。外国に対し、日本のしている事が恥ずかしくてたまりません。報道はされていなくても、外国メディアは、ちゃんと真実を見抜いています。報道されている風刺画を紹介します
2013/9/12
9月から、内部被曝勉強会の第二シリーズが始まりました。テーマは、ミトコンドリアについてです。今日は、ミトコンドリアの①構造、②エネルギー源の元である消化吸収、③そしてエネルギーの生成、そして次の予定だった遺伝子について勉強しました。 放射能との直接の関係は知られていませんが、ミトコンドリアはエネルギーを産み出す器官ですから、ぶらぶら病のような症状がある事から、決して無関係ではないのではと考え、取上げました。
基本的な生体の仕組みを知る事で、種々の物質の生体への影響が予想できるようになればと思っています。
2013/8/25
東電は、福島第一原発の汚染水タンク群に漏れが見つかり、囲いの堰の排水弁が、皆開放されていて、汚染水がそのまま海に流出していると21日発表した。原子力規制委員会は、今回の事故をレベル3と評価すると検討している。福島第一原発事故による放射性物質の海への流出は、総計でCs137、20兆ベクレル、Sr10兆ベクレル達する。海洋汚染は、Srの汚染が多く、陸上の汚染と様相が異なる。Srはベーター線のみの放出なので測定が困難で、ガンマー線を出すCsのように市民測定所では測定できません。
2013/8/21
国連科学委員会UNSCEARは、下記5月28日付の記事で、紹介したように福島原発の事故を過小評価していますが、ベルギーの代表団が、帰国後、「UNSCEARが、報告書全体を福島原発事故の被害を過小評価するために執筆、作成されている感が否めない。この報告は、チェルノブイリやその他の研究から得られた情報のレベルからさえも後退している。」と激怒しているそうで、福島事故の客観的評価や住民に対する対応そしてUNSCEARの内部事情を批判しています
2013/8/21
昨日20日報告された福島県県民健康管理調査の結果は、子どもの甲状腺癌が、実に43人になっている事を報じています。癌の疑いというのは、実際に手術をしていないと言うだけで、本来の疑いの意味とは異なります。それでもなお、放射能の影響を認めていません。
2013/8/11
原発の再稼働を進める最大の根拠が、福島原発の事故は、地震の影響はなく、津波でのみ事故が起こったというものです。しかし、東電元社員の木村俊雄さんが、東電の発表根拠の問題点を指摘して,地震による原子炉本体の異常の可能性を指摘しています。少し長いですが、会見の様子を見ると、なるほど東電は都合の良いデータのみを並べている事がよくわかりました。
2013/8/1
先週から、福一の状況が、大きく悪化して来ているようです。3号機の上から多量の放射能が漏れだしているだけでなく、海への汚染水の漏れも、すさまじい量になってきているようです。その上、事態の深刻さをごまかすような表現をしていると東京新聞が報じています。さらに、7月30日付で、首相官邸から、福島県へ新たに出荷停止の通達が出たそうです。
2013/7/27
大山論文を読む勉強会は、4回目で終了しました。4回目に使用した資料は、抜けていた論文内容と補足説明として紹介されていたカリウムチャネルの話と原発における核分裂の説明でした。
2013/7/25
6月から2週に1回開催していた内部被曝勉強会の最初のテーマ「大山論文を読んで、Csの体内挙動を理解する」は、4回で一応終わりました。勉強会の目的は、内部被曝に関し、理論武装し、内部被曝の危険性を社会に伝えていく事です。今回の勉強を終えて一番強く思ったことは、今までの思い込みや知識では、内部被曝を理解出来ないという事です。例えば今までの核物理学は、気体の原子のみの挙動を論じており、固体中のケースを考えていなかった事です。或いは、基礎医学者の常識を全く知らなかった(CsはKチャネル(Kir)に特異的に蓋をしてしまう)等、知識だけでない多くを得られた論文の勉強でした。大山論文のサイトは、こちらにあります。印刷される場合は、私が作ったまとめたものをご使用ください。唯、中身が変更されている可能性もあるので、常に原文に当たってください。
2013/7/19
机を整理していて、丁度1年前の憲法に関する新聞記事を見つけました。まだ、今のような改憲論議がなかった頃の米国の法学者が、世界188ヶ国の成文憲法を比較し、米国の憲法が急速に時代遅れになっていると警鐘をならしています。日本の憲法については、最高齢の憲法であるが、その中身は現在においても先進的であるが、憲法と実際の政治との乖離も大きいと指摘されています。又、改憲については、「日本の憲法が変わらずに来た最大の理由は、国民の自主的な支持が強固だったからと看破しています。
2013/7/14
数カ月前に、福島においてホールボディカウンターWBCで放射線量を計り、問題ないとした報道を覚えておられますが?なんか、いい加減な事をしているなと思った記憶がありますが、この問題について論説した矢ケ崎先生の論文を知りましたので、ご紹介します。感度の低いWBCの身を測定し、その50~100倍も感度の良い尿検査を排除している事、WBC測定法の問題点を考慮しないで意図的と思わざるおれないような(測定時間が短か過ぎる点)低く値が出るように設計されている事を指摘されています。
2013/7/12
杉並区の土壌汚染と梅の実の汚染を調べました、検体は、杉並の実家の庭の土、樋の近くの土、それに2011年8月からビニールに入れていた土、それと善福寺川公園の土2ヶ所です。結果は、汚染土壌は、雨でセシウムが流され,2年後には約1/10に減少している事、梅の実は検出されなかった事です。
又、培養土の汚染が結構ある事を聞いていましたので、こちらで買い求めたコーナンの「有機培養土:園芸の土」は、不検出でした
2013/7/11
第3回目の内部被曝勉強会は、大山論文を読む最終編になりました。大山論文のポイント、Kirカリウムチャンネルをセシウムが特異的に着き、そこで壊れるとKの流入が起こり、心電図のQT延長をもたらす可能性が、見過ごせなく大きい事を指摘していますので、NaKチャンネルの基礎心電図とカリウムの関係、大山論文のカリウムチャンネルの話、そして心臓特有の伝導系について学びました。尤もKirチャンネルとKATPポンプの違いは判らずじまいでしたが、いずれ、解決したいです。
次回は、ミトコンドリアについての話です。その次はストロンチウム90の毒性について、話していこうと思っています。
2013/7/10
アメリカの除染専門家のブログを知りました。読みやすくまとめたものがこちらです。3.11以降、除染の効果を実践したり、度々訪日して役に立とうとしましたが、日本政府は、福島を過小評価し、外国企業だけでなく日本企業の専門家も排除し、大手建設業土建業者に、除染を発注しました。誤った政府の対応に、いずれ歴史が証明すると警告しています。そう言えば、あの翌日、アメリカ政府が特別の冷却材を送ろうとしたが、日本政府が断ったので、送付を止めたとテレビで言っており、「そんな便利なものがあるのなら、どうして使わないの!」と私は驚愕しました。それを送ってもらっていたら、メルトダウンは起こらなかったでしょう。その事からも、除染に対し、政府が取ったという態度は、本当の事だろうと推測します。
2013/7/5
昨日、生まれて初めての選挙のポスター貼りをしました。朝の9時前に何番ですというメールが入り、その番号に添付していきます。東京では確か番号順は、掲示板毎に違ていたと思いますが、神戸では、1からの順番になっているので、見つけやすく助かります。尤も量も少ないですが。近所をまず貼ったら、最初の1枚になりました。途中で、みどりの党の立候補者の出陣式に寄り、松本なみほさんの演説や自転車発電が大勢のマスコミに取材されていました。
2013/7/1
TPPが話題になる事がほとんどなくなりましたが、3月から4月にかけて、日本にとってほとんどメリットがない事を東京新聞が報じています。3月15日の時点で、米の自動車関税要求を飲み、期間は韓国より長く乗用車で5年超、トラックで10年超です。TPPの唯一のメリットが自動車輸出ではなかったのですか?
TPPの参加の表明記事(3月16日)では参加を急いだ結果の聖域(農林水産製品586品目)の堅持は難しい事が報道されています。3月17日は事前交渉は、一貫して米国のペースを報道しています。4月13日の報道は、日本が合意を急いだの悪条件をのみほとんど日本にメリットがない事を言っています。そして米国は日本の関税をゼロにする事、農業が関税撤廃で打撃を受ける品目を説明しています。4月20日には、TPP日米事前協議の内容について、日本は、国内向けに粉飾した説明をしており、真実は、米国の文書にあり、保険も農業も完全に屈服したことを報じています。本当に何の為にTPPに参加するのでしょうか。
それにしても、わずか3カ月前の事を、私自身、随分忘れている事に愕然としました。
2013/6/30
福島の子ども達の深刻な甲状腺がんの発生。川根眞也氏の地域別にまとめた表をご紹介します。2012年の検査での二次検査対象者のほとんどが(福島市以外)、まだ受診していないので、本当の結果ではないが、100万人から10万人に1人と言われている子供の甲状腺癌が、1万人に2-9人の発生となっている。
2013/6/30
今でも福一から多量の放射能が出ている事は、知っていましたが、東京が、茨城と同じくらいたくさん降下している事を初めて知りました。福島(2061MBq/km2)が一番多いとはいえ、次が茨城、その次が東京(新宿)17MBq/km2です。原子力規制委員会の報告です。
2013/6/28
昨晩、2回目の内部被曝勉強会を行いました。詳細はこちらです。勉強会は、話題が日常と離れているので、何回も同じことを繰り返して話される事も理解を深めるために必要である事が、わかってきました。
2013/6/22
先日、TPPについての講演を聞きました。醍醐聰先生という方のお話は、数字を挙げてのTPP関係の政府の参加理由の根拠のなさでした。日本は、農産物の関税は、米(778%)、麦(252%)は高いが、平均すれば21%で、農産物輸入国の中では高くない。食糧自給率が低い事がよく言われていたが、TPPの話では全く取り上げられていない。又、TPPに入るメリットが何もない最大の理由が、多くの国とFTAを既に結んでいる事、TPPだけの国は農産物輸出国だけ。日本を輸出大国と言っているが、それは過去の話。現在は、国内総生産の58%近くは家計の消費支出で、輸出は16%にすぎない。経済成長には、国内需要の拡大が必要等々お話の内容は、こちらの資料をご覧ください
郭洋春先生のお話も興味あるもので、いかにTPPが日本の政治や経済を米国グローバル企業に売り渡すものであるか、経済成長には、輸出でなく、内需の拡大で進めるべきと話されました。そして、今後の進むべき道としては、観光業をメインにする事とのことでした。現在の環境客のほとんどが、アジアからの客なので、アジアと仲良くすることが肝要で、お隣の国と喧嘩をするなどとんでもない事です。
つくづく安倍政権は、本来進むべき道の真逆をいっている事を痛感しました。
2013/6/22
前回の衆院選で、自民党が使用したこんなポスターがある事を知りました。本当に日本人は忘れやすく騙されやすい。
2013/6/13
今日から、内部被曝勉強会を始まりました。合計11名のメンバーで、さよげん関係ばかりでなく、別で活動されている方々も来られました。この会の目的は、内部被曝の科学的説明を納得できる事です。現在は、大山ブログの内容(セシウムはカリウムの働きを邪魔し、心臓へ悪い作用を及ぼす)を理解する事を目標にし、今日は、原子としてのカリウムとセシウムの違い、カリウムの作用を理解するために、細胞の構造と細胞膜の話を話しでした。時間が余ったので、次回の予定だった現在の核物理への疑問を大山ブログに基づき行いました。
2013/6/10
2011年の9月に、日本原子力機構が、SPEEDに基づく放射能汚染予測を公表していました。関東地方や静岡県も随分、放射能で汚染されている事が推測されます。
2013/6/9
2012年10月12日付で報告した週刊現代の記事の内容が、傍証出来なかった事を報告し訂正します。この記事は、汚染米を測定したら、一粒に凝縮されていたという内容でしたが、最近、実際に汚染米を測定し、そのような事実は確認できず、汚染は均等にお米に存在しているようでした。
2013/6/9
前々回に福島の甲状腺検査結果が、すごく増えている事を報告しましたが、ベラルーシの年代別甲状腺がんの推移を年令別に表したグラフを知りましたので、ご紹介します。5-6年後から急激に増えている状況を見ると、今後の福島がどうなるのか、空恐ろしいです。又、直接放射性ヨウ素にふれていない世代でも癌の発生が見られるのは、甲状腺がんが、放射性ヨウ素による単純被曝の結果でない事を何より物語っていると思います。
2013/6/5
最近国連の委員会の話題が多いですが、今日知ったこの記事は、驚天動地の内容です。ゲンダイの記事をご紹介しますが、前の安倍政権の時代に作られた人権人道大使なる者が、国連の拷問禁止委員会で、5月21,22日開かれた日本政府報告書審査で、上田秀明人権人道大使が、英語が喋れず、日本語で反論した挙句、「日本は世界一の人権先進国だ」と言い放ち、会場からの苦笑・失笑に逆切れして「笑うな。シャラップ!」と暴言を吐き、会場は凍りついたそうです。
英語のしゃべれない大使にも驚きですが、外交官が、黙れと叫ぶなんて!!!  そのような事実を全く報道しないマスコミは、一体何でしょう!ロンドンオリンピックの入場式の途中退場の報道と同じで、隠し通すのでしょうか。東京新聞にも載りました
2013/6/4
共同通信社の速報によると、福島の県民調査の結果、18歳以下の甲状腺がんの診断が確定した人が9人増え12人に、がんの疑いが15人と報告しています。1次検査の結果で、約17万人の内訳。2月の報告は確か38000人だった記憶なので、4倍以上の人の結果が増えるのは自然なのかもしれませんが・・・・。本当なら、何という事!6月5日に福島県のHPにも載りました
2013/5/31
安倍政権下での教育改革の会議が開かれている事は知っていましたが、このような案が出されている事を始めて知りました。委員の発言の概要だそうですが、子供への方策として、団地やマンションに床の間を作るとか、お寺での3-5時間の正座の「我慢の教育」をさせるとか(坐禅による心身の鍛錬とか書けばまだしも)、歴史、古典の重視が載っています。大人や行政が取り組むべき事として、子供を厳しく「飼い馴らす」必要があるそうです。内容だけでなく、委員の品格を疑うような内容です。このような委員が適切な教育改革に望めるとは(安倍政権の意向に従うとしても)、とても思えません。
2013/5/30
チェルノブイリの影響を受けているウクライナを何度も訪問している食と環境の安全基金の小若順一氏が4回目の報告をしています。現地で、セシウムのない食事を食べさせた事で、子供達の節々の痛みや皮膚病等、色々な症状が軽減したそうです。是非、ご一読ください。第4回ウクライナ調査報告(上) 食品の検査結果データ、調査報告(下)
2013/5/28
5月27日付、朝日新聞朝刊の一面記事のトップに国連科学委員会の報告書案が載りました。甲状腺の被害予測を、日本全体の集団線量なるものから行い、チェルノブイリより30分の1も少ないとし、癌の増加は見つけるのは難しい、福島はチェルノブイリではないと結論付けていると報道しています。このような報告も報告ですが、それを1面トップに大々的に報道する朝日新聞の態度に心底驚きました。翌朝、朝日新聞大阪支社に、抗議の電話をしましたが、お客様係は、こちらの言う事聞いただけで、私の連絡先を聞いた入り或いは自分の名前を名乗る事さえありませんでした。
なお、その時言った、国連人権委員会の調査報告内容は、その日の夕刊28日付に3面に小さな記事となって載っていました。
2013/5/25
昨日、国連人権理事会のアナンド・グローバー氏が福島原発事故を調査した報告が、報道されています。その骨子は:

 <健康調査について>

   ・年間1ミリシーベルトを超える全地域を対象に

   ・尿や血液など内部被ばく検査の拡大

   ・検査データの当事者への開示

   ・原発労働者の調査と医療提供

<被ばく規制について>

   ・年間1ミリシーベルトの限度を順守

   ・特に子供の危険性に関する情報提供

<その他>

   ・「子ども・被災者生活支援法」の施策策定

   ・健康管理などの政策決定に関する住民参加

この声は、政府に、自民党に届くのでしょうか?

2013/5/19
ウナギが川魚?である事を忘れそうになりますが、江戸川のウナギの汚染が、川に生育する生き物である事を改めて思い出させます
2013/5/16
やはり東京新聞5月13日号に、がれきの広域処理の復興予算の交付金の9割が無関係な事業に使われていたという記事がありました。本当にあきれた話です。無恥は日本中にはびこっているのですね。
2013/5/16
数日遅れの東京新聞を取り始めて、その内容が、朝日新聞と大きく異なるのには、本当に驚きました。5月8日の東京新聞に、7月からの原発新基準では、噴火の影響も想定する事を求めているそうです。すべての原発が、想定の火山から160キロ圏内です。
2013/5/16
日光も放射能汚染された地域ですが、相変わらず修学旅行に出かける学校が多いようです。日光に観光旅行に行く人の為に、汚染図が出来ていました。2011年に測定したものを2012年に減少を加味して作成したものです。
2013/5/16
アユの季節が近づいてきましたが、淡水魚は、セシウムを取り込みやすい事が知られています。2011年の調査結果の汚染図ですが、山林から川にセシウムが流れ続けている事から、数値の違いはあっても傾向は似ているのではと思われます。原文はこちらです
2013/5/16
アユの季節が近づいてきましたが、淡水魚は、セシウムを取り込みやすい事が知られています。2011年の調査結果の汚染図ですが、山林から川にセシウムが流れ続けている事から、数値の違いはあっても傾向は似ているのではと思われます。原文はこちらです
2013/5/15
今年初めに、東北大学加齢研究所で、福島原発事故後に警戒区域に残された汚染牛の放射能測定をされ、公表されていました。それによると血液中より臓器の方が、20倍(骨格筋)も高く、胎児はどの臓器も母親の1.2倍、子牛で1.5倍高いとの事です。
2013/5/12
原発事故から2年以上経ち、2年前にあれこれ言われていた”科学的情報”も正しいかどうかだいぶ明確になってきた気がします。しかし、そのような事実は知られる或いは理解される範囲が狭く、一般の人に認識向上に寄与できていません。多くの人に科学的情報を理解し、正しい認識が持てるようになることを目的として、来月6月から「内部被曝勉強会」を開始する事としました。出来るだけ基礎から、放射能の人体への影響までを、私も学びつつ、勉強していきたいと思っています。
2013/5/11
南相馬市立総合病院の副院長を勤めている及川友好氏が、5月8日に行われた衆議院震災復興特別委員会で驚くべき発言をしていたのでご紹介します。以下の動画の1分40秒頃から及川副院長が「恐ろしいデータが出ています。我々の地域での脳卒中発症率が65歳以上で約1.4倍。 それどころか35歳から64歳の壮年層で3.4倍にまで上がっています。」と述べました。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-173.html
2013/5/9
チェルノブイリの子供達を日本に呼び、保養をさせる活動を長く続けておられる野呂美加さんが、彼女のブログで、日本の子供達を心配し、ガス室の中の子供達 という論文を出されています。少々長いですか、是非、読んでください。野呂さん自身の健康についても言及されています。
2013/5/6
松崎道幸氏の「ガンリスクは10ミリシーベルトでも有意に増加」という論文を知りましたのでご紹介します。多くの科学的データに基づく力強い警告です。広めたいです。
2013/5/5
放射能汚染された地域の子供達の置かれている状況を視覚化しました。
2013/4/30
チェルノブイリ・エイズという言葉をご存知ですか?チェルノブイリの子供達の未病の状態を言っています。このような症状がそうです。フクシマ事故後に、東京でも聞くことがあります。
2013/4/29
4月3日にサルにおけるCsと生体の影響を報告しましたが、4月25日付の東京新聞にも載っていましたので、再掲します。福島のサルは、筋肉中のセシウム濃度が高いほどと赤血球、白血球数が減少し、免疫力が落ちているそうです。青森県のサルと比較しても、違いは顕著だそうです
2013/4/28
福島第一原発のうち続く不測の事態は、福島第一原発の不安定さを暴露しています。ニューヨークタイムズは、事故収束・廃炉作業に、日本独力では達成不可能と報じています。全くその通り、東電への丸投げで、解決するわけがありません。
2013/4/27
4月18日付で紹介したウメやリンゴ、牛肉、ゆず、ブルーベリー、キウイ等の汚染図マップが、ネットから削除されている事を知りました。ウメだけは直接取っていたのでなくなりましたが、他はコピペしていたので無事でした。リンクと同時に情報を取得しておくことの必要性を痛感しました。
2013/4/26
福島県の真実を伝える双葉町ネットというサイトが出来ました。多くの人に知ってもらいたい情報です。読みやすくして一部ご紹介します
2013/4/22
4月20日に神戸で行われた「国会議員に聞いてみよう」では、みどりの風の谷岡郁子議員だけの出席でしたが、谷岡議員のお話は、国会内の事、福島の事、国会事故調の事、被爆の件等々、とてもわかりやすく述べられています。180分で少々長いですが、是非、視聴なさって下さい。読む時間のない方のためのまとめたものもあります。
2013/4/21
この1週間の地震を表示したサイトがありました。東日本の状況は、まだまだ落ち着いていないし、日本中、あちこち、どこもかしこも危ういなーという感じですね。
2013/4/18
ウメはネットから直接取っていたので、なくなっていましたが、リンゴ、牛肉、タケノコ、ブルーベリー、クリ、ゆず、キウイフルーツの汚染図を厚労省の資料を元に作成したものがある事を知りました。わかりやすく図だけを集めたものを作成してみました。2013年4月27日この欄を何気なく見ていたら、リンクが外れている事に気づき、よく調べたら、元の情報がなくなっていました。ウメだけはリンクを利用し、他のものはコピペをしていたので、他のものは無事でしたが・・・・。
2013/4/16
よく、原発を止めると電気代が上がるとか燃料費が高くなると言われていますが、環境経済学を20年間研究されてきた大島堅一さん(立命館大教授)が、ビッグイッシュ-209号で、明確に原発の不経済性を明らかにしています。発電コストを原発10.25円(但し、バックエンド費用も事故時の費用も含まず)、火力9.91円、水力3.91円と計算されています。又、今後15年間に原発を止めた場合の費用2兆円、維持した時2兆6400億円(電力の20%再生エネルギーで、15%の節電)となり、原発はどう考えても安くなく、その上、廃棄物の問題が廃炉の問題、事故時の事を考えれば、原発の是非は明らかなようです。
2013/4/16
同じビッグイッシュ-210号の記事です。活断層を調べるには、地形図を元に、怪しい個所を予測して掘ってみて確認するものだそうです。ところが、地形学は日本では地理学に入り、人文科学系に所属する為、活断層の調査にはずされ、地震学や地質学の人だけになっているそうです。このため、原発立地のずさんな活断層評価になっているそうで、日本の活断層グループ200のうち特に集中しているのが、美浜やもんじゅのある一帯だそうです。
2013/4/16
少し古いですが、ビッグイッシュ-3月1日210号に載っていた首都圏直下型地震への学者の新説をご紹介します。首都圏にお住まいの方には、是非、知って頂きたい内容です。
2013/4/10
先日出席した憲法学者の説明する自民党改憲案のお話しのご報告です。新しい視点もあり、勉強になりましたが、憲法学者として、今後の活動をお願いしたら、その返事にとても失望しました。
このような状況で、何もしようとしない憲法学者の存在意義を疑います。
2013/4/8
少し古い資料ですが、TPPをわかりやすく説明しています。TPPは国と国の関係を言っているようですが、実際は、グローバル企業による各国支配です。米国もその意味では同じです。
2013/4/7
少し前に、外国人から、福島の海外からの救援金の使途はどうなっているの?と聞かれましたが、答えられませんでした。最近、新聞にその内容が載っていましたのでご紹介します。
2013/4/3
フクシマの放射能の影響が、動植物に影響を与えているという報告が、3月30日に行われました。その内容の一部が、ネットで読みました。その中で、特にサルについて調べた結果は、3.11以降に生まれた福島のサルは、白血球も赤血球も放射能度に従って減少しているそうです。
2013/4/1
3月30日に日本維新の会の初めての総会があったそうですが、その時に公表された綱領の憲法に関するものを読んで、とても驚きました。基本的考え方として「日本を孤立と軽蔑の対象に貶め、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である占領憲法を大幅に改正し、国家、民族を真の自立に導き、国家を蘇生させる。」と述べています。開いた口がふさがらないと思うのは私だけでしょうか。
2013/3/30
私の尊敬する枝廣淳子さんの思いがけない視点からのTPPと農業との関係をご紹介します。多くの方に読んでもらいたいです。
2013/3/19
米国が、日本にある基地における被曝2か月間のヨウ素の被曝量を公表しています。日本の公表より、外国の公表の方が信頼出来ると思うのは、日本人として悲しすぎます。全身のヨウ素被曝の例をこちらに示しました。
2013/3/19
久しぶりに寄付先の更新をしました。若い人達が、放射能による苦しみの中で、共に助け合っていこうと種々の組織を立ち上げて活動しています。原発を推進していた時代に責任を負う者の一人として、協力しないではいられません。皆様も是非、ご協力をお願いします。
2013/3/19
1年前の情報ですが、ICRPの勧告111長期汚染地域に居住する人々の防御に関する勧告の正式訳本が発行され、そのPDFが読めるように公表されていました。ダウンロードや印刷は出来ないそうです。改めてみると、内部被曝の問題も20ミリシーベルトではいけない事を明確に記載されています。
2013/3/13
3.11以降、カリウムとセシウムは同じだという言が、御用学者によって言われていました。しかし、セシウムとカリウムでは、原子の大きさが全然違うのに、カリウムのように細胞の中に入れるのだろうかと疑問に思っていました。
又、チェルノブイリでの死因の最大は、心不全であるとも言われていて、医学的にどのようにそれらが説明できるのだろうかと思っていました。
最近、それらについて明確な理論が提出されました。仮説ですが、私にはとても納得出来ました。結論は、心疾患を防ぐには、お米は10ベクレル以下にすべきだそうです。この内容を1本にまとめたものはこちらです。
2013/3/13
自民党の改憲案をご存知ですか?もし、この案が実現すると、脱原発運動も反政府運動として取り締まりの対象になります。是非、多くの方に知ってもらいたい自民党案です。天皇は元首であり、基本的人権や公共の福祉は消えています。
2013/3/10
明日の3.11を前に、今日は日本全国で多くの反原発やフクシマを思う集会が開かれました。
関西では、天気予報通り、昼頃から急激なお天気の変化に襲われ、大変でした。私は神戸の集会に出ました。ビラによると自然エネルギーの会が主催のようになっていましたが、実際は多くの労組の集合体だったようで、個人参加はほとんどいなかったようで、寒かったこともあり、人文字と集会の後、帰宅してしまいました。でも、用意した福島の子どもの汚染状況のビラはほとんど配布できました。
それにしても一挙に10℃くらい下がったのではと思われる寒さでした。
2013/3/7
米国科学アカデミーが、チェルノブイリ関連の論文を英語に訳し(多くがロシア語、ウクライナ語、ベラルーシ語であったため、世界にその情報が伝わっていなかった事から)出版しました。その和訳が4月に発売されるそうです。その和訳が、今まだネットで読めるようになっています。
内容を簡潔に著者インタビューで伝えている動画もあります。このインタビューは、2011年3月5日に行われたものです。チェルノブイリ25周年でしたが、1986年から2004年までの間で、100万人近い人々が亡くなっている事が語られています。
2013/3/7
TPPへの参加が具体的になってきたようですが、既に10月20日に米韓FTAと同じ内容ではとご報告しましたが、最近、米国でTPPの内容が漏れて、市民団体が強力に反対を言っています
私はTPPは他国への米国化と思っていましたが、行政の上にTPPが存在する事から、企業の市民支配、行政支配と受け止められているようです。
2013/2/28
日本全国の2011年4月におけるCs137降下量の地図がある事を初めて知りました。下記に報告した水汚染と併せてみると、200ベクレル以上常の汚染地が水も汚染されている傾向にあるようです。
2013/2/27
環境省が調査した水道水の汚染の実態です。人は水を多量に摂取しますが、いろいろなルートでも人体に入ります。現在の東日本の放射能汚染の実態をよく表している気がします。
2013/2/25
昨日、福島飯館村で七色の空という農園を運営されていた村上真平さんのお話を聞きました。3.11以前からずっと反原発運動をなさっておられた方で、自然農法をアジアで広め、10年ほど前から飯館村に入って耕作放棄地を開墾し、自然農法での営農とレストラン経営をされていました。3.11から今までのご苦労や質問に答えて、食の安全やTPPまで広い話題にきちっと答えられていました。詳細はこちらです
2013/2/23
放射線の生体への影響を証明するのは、とても困難だそうです。なぜなら、放射線がたまたま当たった遺伝子が原因で症状が出るので、量にも依存しないのです。これを確率的効果というそうで、通常の化学物質などの場合は、確定的効果というそうです。
確率的効果では、動物実験も疫学的調査も使えないそうです。スパコンを使えば可能かなと思ってシンポジウムで質問しましたが・・・・?続きはこちらへ
2013/2/17
京大の小出裕章さんは、直接お話を伺っていると、本当に誠実な方だなーと思いましたが、2月13日のインタビュー記事がありましたので、紹介させてください。原発事故が簡潔にわかります
2013/2/15
切干大根が警告するフクシマの子供達の汚染。福島県の資料を元に見える化しました。
2013/2/8
今日配布した資料です。昨日の切干し大根の話を図と絵で説明しています
2013/2/7
ここ1週間、体調を崩し、まとまった書き込みが出来にくかったのですが、ようやく・・・・なんとか・・・。
先日、切り干し大根の話を聞き、ちょっと調べてみて驚きました。昨年10月末、福島県農業総合センターが、農業への放射能汚染を検討した結果の公表で、切り干し大根を地面に近い所から1m、2mの高さで干して、近いほど汚染されたので、チリが原因だから高い所に干すようにと言っているのです。しかも、これは空間線量には関係していないそうです。(詳細はこちら)それなら地面に近い所にいる子供達への影響はと思いますが、全く無視のようです。
2013/1/28
今週の金曜日に配布予定のビラを作成しました。セシウムとカリウムの違いがテーマです
2013/1/25
毎週金曜日、6時から関西電力神戸支店前で、原発反対、大飯の再稼働反対を訴えていますが、衆院選後、これらの活動が必ずしも投票活動に結びつかない事を知りました。同じ志の者だけが集まって訴えていても現実の生活は動かない、これを教訓として、自分の身近な人々への働きかけが大事であると。

でも、言葉で他の人にわかってもらう事は大変難しい事です。その時に役立つような資料を作る事を思いつきました。これがネットに繋がれない人への情報提供になれば嬉しい限りです。            
2013/1/17
前回の衆院選で、脱原発の票が伸びなかった事から政治への関与をどうすべきかを多くの方が考えておられるのではと思います。先日聞いた川田龍平参院議員のお話は、具体的な政治への関わりについて興味ある点が多々ありました
2013/1/16
1月13日に敦賀で開催されて小出裕章先生の講演を聴講しましたのでご紹介します。小出先生のお話を私は初めて聞いたのですが、直接お話を聞いていると先生の誠実さ、正直さがよくわかり、感銘を受けました。
具体的に自分達は何をしたら脱原発を進められるかと質問され、「わからないです。私もこの40年間、このような危険なものがあってはいけないと運動してきたが、結局、フクシマを招いてしまったです。」
2013/1/12
活断層関係の調査をしている地質調査総合センターのサイトをご紹介します。お近くをチェックして下さい。又、グーグルの活断層図のサイトも興味深いです。特に活断層とプレート図に原発の位置を入れている図は、このような政策を進めてきた人々の常識を疑います。
2013/1/5
昨年の3月に行われた講演会の資料ですが、環境研究所の池田こみちさんが、瓦礫処理に対する世論誘導の状況と瓦礫焼却による環境汚染、ICRPの瓦礫処理に対する見解を紹介し、政府の間違った対応を批判しています。
2012/12/30
最近の朝日新聞の情報を元に、富士噴火等の火山情報と地震や断層情報を提供している地震予想ステーションをご紹介します。
2012/12/28
テレビでも新聞でもほとんど報道されていませんが、大阪では瓦礫処理反対の運動をしている人達が、こじつけのような理由で逮捕されています。大学準教授もで、警察国家の片鱗が見えるような感じです。

橋下市長の元の警察の強権化は、参院選後の日本全体の様子を暗示しているように感じます。
2012/12/26
放射能の影響が、子供達に出始めてきたようです。関東地方ではホットスポットの柏に近い取手市で、子供の健康診断で、心臓への悪影響が観察されました。他の地域でもこのような検査結果の評価が望まれます。
放射線の影響は、甲状腺だけでなく、筋肉の塊である心臓にも蓄積し、心不全等を起こす事が言われています。詳細をこちらで、説明します。
2012/12/16
先日、倉敷に行ってきました。お決まりの大原美術館も良かったですが、たまたま地図を見ていった大橋家住宅がとてもよかったので、ご紹介します。そして、大橋家住宅で行われた「とんでも修復」についても提言します。
2012/12/12
「食品と暮らしの安全」に野村大成先生が発癌物質や放射線による影響が、次代、次々代へ出る事をお話しされているのを読んで、何十年も前、私がまだ研究者だった頃、阪大の野村先生と言う方がすごいことを証明されたとネズミの絵と共に聞いたことを思い出しました。広く知って頂きたいので要旨をご紹介します
2012/12/10
最近、小野俊一先生の著作を読みました。「フクシマの真実と内部被曝」という題です。尼崎で行われた同氏の講演会で、講演料のつもりで購入したのですが、その内容の良さにびっくりしました。小野先生は、東電の福島原発で働いた経験があり、本店の原子力安全グループに転勤した後、原発に失望して退職し、熊本大学医学部に入りなおして内科医になられた方です。事故の内容を理解し、具体的に解説され、嘘と真実を見極められています。内部被曝に関しても多くの知見を的確にまとめて書かれています。内容の詳細はこちらです。
2012/12/9
電気料金値上げが、各電力会社から出ています。火力で原料費が上昇したからだと言っています。一見、もっとものような感じがしますが、料金設定方法にはもっと根本的な問題があります。それは、電気料金は、総括原価方式という必要経費の3%を利益として計算し、その経費を賄うように電気料金を決める事が出来るのです。詳細はこちらです。
2012/12/8
グリーンピースから送られてきた資料の中に、原発が事故った場合の影響を170kmの半径で描いた地図がありましたので、ご紹介します。
2012/12/6
自民党の圧倒的勝利の新聞記事に対し、自分の出来る事を考えました。グリーンピースの「げんぱつにNO! せんきょにGO!」のポスターをA41枚で2部印刷できるように作り直し、これを半分に切ってビラにしてご近所に配る事です。せいぜい何十枚ですが・・・・。
2012/12/6
安全な食品を売っている事でも知られている「食品と暮らしの安全基金」がこの秋に実施したチェルノブイリ原発事故調査ツアーのウクライナ報告書を読みましたので、報告します。公的なウクライナ報告書を裏づけする事実、子供達の7割が、体のどこかが痛いと。そして、転地70日(セシウム生物学的半減期)で心臓病の薬を手離せるようになった女性の例。フクシマの参考になる報告です。
2012/12/3
3.11以降、俳優でありながら脱原発や放射能問題に警告を発し続けてきた山本太郎さんが、「新党 今はひとり」を立ち上げました。地震活動期に入った日本列島上の原発へ強い警告を発し、このままでは日本人はいなくなるだろうと、そしてフクシマでの子供達20ミリシーベルトの引き上げをし、チェルノブイリでは5ミリシーベルトでの避難区域である事等、今までの問題点を挙げて、現在の状況の真実を述べています。
2012/12/2
放射能影響の専門家ヘレン・カルティゴット小児科医の福島の状況をチェルノブイリと比較して厳しく警告しています。日本政府はロシア政府より子供の健康を重視していない点、福島に子供や妊婦、若い女性たちが住む環境でない事、移住の費用を国が負担すべきである事、福島の子ども達の甲状腺異常がチェルノブイリよりはるかに早く表れている事、人々の癌は、今後長くわたる事、危険な地域に人々が住んでいる事をマスメディアは知らせる義務がある事、除染は無駄な事、汚染の影響は300年は続く事、4号機の燃料プールが崩壊したら、東京に住んでいる人も避難しなくてはならない事、4号機に燃料プールを守るために世界の人々のサポートを受けるべきである事、放射能汚染がれきを焼却する愚かさを説いています。
2012/11/27
2012年11月15日から26日まで、国際連合人権理事会から独立専門家としえ派遣されたアナンド・グローバー氏の報告です。その目的は、被災地の人々が、達成可能な最高水準の心身の健康を享受する権利の実現が行われているかどうかを調べる事です。以下、11月26日のプレス発表での報告書の要点です。少々長いので要点をまとめて記載しました。この内容を政府が無視しなければよいのですが・・・・。
2012/11/25
3.11以前には全く知らなかったのに、今では当たり前になっている言葉、シーベルト。しかしその内容は、単位として使用するには、あまりに問題が多い単位のようです。以下、田中一郎氏の[シーベルトへの疑問」を参考に、わかりやすく、どこが問題なのかを説明します
2012/11/23
下記ZDFのハーノ記者による福島の子ども達の甲状腺異常40%の発表の時の報道です。ドイツの人達は、日本はなんといい加減な国だとあきれ返っている事でしょう。子供達をこのように傷害し続けようとしている事実に。
2012/11/23
震災、津波、原発事故1年を経過した時に、ドイツの報道機関ZDFのハーノ記者が報道した内容です。報道機関は、国民のために真実を報道するのが役割である、被災者は1年前と異なり、政府や電力会社やマスコミを信頼できず、見捨てられているように感じていると述べています。又、初めの方の東電担当者の原発事故の現状に対する説明に、なんとか冷却だけをやっている状態と言っていました。是非、ご覧下さい。
2012/11/22
福島医大の山下俊一一派が、フクシマの子供達の甲状腺検査のを受けないよう或いはデータを親に渡さないよう甲状腺学会の会員に要望しています。そのため、心配した親達が検査をどこかで受けられないかと心を痛めています。最近、取り始めたDAYSJAPAN12月号に「信頼できる甲状腺医はどこにいる?」という特集を組み、良心的な医者を紹介しています。検査を拒むなど、医師法違反なのではないかと思いますが、これが現実です。
2012/11/21
北海道の内科医で、フクシマの人々への医療的警告を発し続けている松崎道幸氏の10月1日の講演内容です。福島の子どもの甲状腺の症状とチェルノブイリとの比較や、原発労働者の発がん等の実績から、10ミリシーベルトでも数%だが増加する報告が、数年前に公表されていた事や原発労働者の調査の詳細から放射能の影響を報告しています。調べると結構資料があるものと感心しました。政府自身が調査し公表した資料の中に、子供達を20ミリシーベルトで放置している不当性が明らかになっています。
2012/11/19
12月16日に、衆議院の選挙がある事になりました。私は景気にせよ、エネルギーにせよ、日本が安全であって初めて問題になる事であって、いつ第二のフクシマが起こって、日本が壊滅してしまっては何にもならないと思っています。今度の選挙で、いくらかでも脱原発に向かうよう脱原発に関わる、或いはTPPに関わる各政党の情報をここで提供していく事としました。これも良い情報というのをご存知でしたら教えてください
2012/11/14
バイスタンダー効果という言葉をご存知ですか?私は今回初めて知りました。バイスタンダーというのは傍観者とか第三者という意味だそうですが、内容を知ると巻き添え効果とか側杖効果とか言った方が適切なようです。11月3日の物理学会公開講演会で聴講したバイスタンダー効果について説明します
2012/11/14
10月17日、ベラルーシにある民間の研究施設「ベルラド放射能安全研究所」のアレクセイ・ネステレンコ所長が来日し、福島で「チェルノブイリから福島に伝えたいこと」という題で、重い話をなさいました。福島の人に対して20mSvまで安全としているのは、国家による犯罪だと言われ、チェルノブイリでは低線量でも重症の患者が出ている事実を報告されました。子供達に関してはもっと悲劇的だと。チェルノブイリからの警告を、国はまたもや無視するのでしょうか。
2012/11/13
今日、大阪の瓦礫焼却に反対している神戸の私も知っている女性が、逮捕されたようです。大阪市における焼却は、大阪湾で接している兵庫県でも大きな影響を受けます。だいぶ前にも瓦礫処理反対の集会で私服が逮捕した(制服の公務執行妨害はわかりますが、私服の刑事はどうやって見分けたらよいのでしょう)例もあります。大阪市は橋下市長の元で、厳しい言論弾圧に向かっているようです。これが国政にも広がっていくのかと思うと維新の会が本当の恐ろしく思えます。
2012/11/10
福島県立医大の山下俊一氏が、3.11以前の長崎での仕事では、チェルノブイリの影響を真摯に心配し、報告していたが、3.11以降、福島に移ってからは、かつての自分の仕事を忘れたように全く異なる事を言うようになっています。3.11以前の山下氏の論文内容から、現在のフクシマの子ども健康状態を推測し、10人に1人は癌になると推測した文をご紹介します。
2012/11/5
フクシマの情報が、新聞やテレビに登場する機会がどんどん少なくなっているように思います。特に内部被曝が心配される事もたちの事が。何かしたいと思っていても、どこにどうしたらよいかわからない。私もそうでした。ネットを特にFacebookを通じて知った団体へ寄付を始めましたが、最近、更なる多くの活動を知ってきましたので、安心できる本当に福島の子どもや親達の助けになる団体を紹介するコーナーを作る事にしました。講演会を通じ、或いは活動を見ていて、是非応援したい団体を紹介します
2012/10/31
たくさんの情報があるのに、なかなか手元に欲しい情報が届かない場合が多いです。私自身、神戸に来た当初は、どこで何をやった居るのかまるでわかりませんでした。それで東京と関西の情報で私が興味を持ったものについて、知っている限り載せたいとこのコーナーを作りました
2012/10/29
毎日の摂取ベクレル量とそれを何日間摂取するとどのくらい体内に蓄積し、尿に排泄するかを年代別に計算できるようにExcelを作成された方がおられるようです。ICRP111の図2の条件、毎日10ベクレル1000日間を入れてみたら、ほぼ同じ値14000ベクレルになりました
2012/10/28
書類を整理していて、肥田舜太郎先生のインタビュー記事を見つけました。「放射能との共存時代を前向きに生きる」という題です。改めて読んでみて、是非、、残したいと思い、勝手に転載しました。今、自分達が放射能に汚染されていると心配されている方々に、是非、読んでいただきたい内容です。又、昔、聞いたことのあるペトカワ効果が、内部被曝を証明したものだった事を知りました。それにしても、フクシマが肥田先生のご存命の内に起こった事は、私達にとってせめてもの救いと痛感しました。
2012/10/28
9月6日付で、元スイス大使の村田光平氏の野田首相への書簡を転載しましたが、10月23日にご本人のお話を伺う機会がありました。お話の通りになればどんなにいいかと思いますが・・・。米国議会の院内集会で行われた村田光平氏のブリーフィングの様子とその英文原稿をご紹介します。わかりやすい英語で、私にとって内容だけでなく英語の勉強にもなりました。この和訳はこちらです。又、本文中に出てくる父性文化と母性文化についても、私も大いに賛成します。
2012/10/27
今日、福島の方のお話と兵庫県のフクシマの子供達のために活動している団体の交流会に行きました。さまざまはよい活動を実際にされている方々のお話しに圧倒されました。そこで得た関西の原発事故被災者支援団体の一覧をご紹介します
2012/10/22
19日にグリーンピースのヤン・ベラネク氏(エネルギー担当部長)の「原発の投資リスクと自然エネルギー市場の可能性」という講演を聴講しました。(同じようなお話をIMF総会でなさったそうです。) その中で、世界の原発の地震脆弱性についての話があり、日本の状況を知りたく資料を取り寄せまとめてみました。世界の原発で危険度最高の4にランクされるもの19か所の内、日本10ヶ所でした。詳細はこちらです
2012/10/21
TPPに関係して懸念される事として、遺伝子組換え食品の表示の中止が挙げられます。現在でも遺伝子組換え食品の表示を日本が義務付けている(5%未満の混入は許されているし、加工食品には表示の義務はありませんが)事を、予てから米国は嫌っていました。ご存じのように遺伝子組換え種子の多くが、グローバル企業のモンサントが市場を握っています。日本では住友化学がモンサントと長期協力関係にあり、住友化学の会長が経団連会長になっているのです。経団連がTPPに入りたがるのは、住友化学の為なのかもしれません。
2012/10/20
本日岩上安身氏のトークショウに参加しました。当初、フードインクという映画の上映があったので、食品の話かと思って出席したのですが、予想に反して、TPPに関する話題でした。TPPは米韓FTAと同じようなものと米国の担当者の話と民主党の議員が聞いて来たそうなので、米韓FTAを調べられたようです。今日は、その米韓FTAの説明でしたが、あまりの不平等条約に信じられない気がします。帰宅してネットでしらべるとやはりそのようです。米国による植民地化と言ってもよいような内容です
2012/10/1
最近経験しましたが、放射能や福島の記述をすると、Facebookで警告文が出て、長文が書けなくなっています。検閲が始まっているようです。
2012/10/18
予てからセシウムは心臓に沈着するので、心電図検査が必要と述べてきましたが、EU放射線委員会のクリス・バスビー教授が、ベルラーシの経験からフクシマに警告しています。2008年におけるベラルーシの死因の53%近くが心臓疾患なのです。悪性新生物(がんや白血病)は、14%弱なのです。ヤマモト コズエさんの訳された内容と英語の原文をご紹介します。今、フクシマでも心不全や心筋梗塞が大変多くなっているそうです。高校生でさえも。
2012/10/16
昨年の3.11以降、日本では温暖化問題どころでなかったという感じでしたが、世界ではますます温暖化が進んでいるようです。枝廣淳子さんからのメールニュースからの米国アースポリシー研究所の報告をお伝えします。
2012/10/16
先日、福島の子どもたちの甲状腺異常が43%のも発生しており、その内1人が甲状腺がんだと報道されましたが、福島医大の甲状腺の専門家鈴木眞一氏は、その発生が早すぎるという理由で、原発とは関係ないと言いました。それに対し市民と科学者の内部被曝問題研究会は、同じ福島医大の山下俊一氏の文献を引用して、反論し、質問しています。福島医大のいい加減さがよくわかる内容です。
2012/10/15
脱原発運動の木下黄太のブログを紹介します。体調の変化を連絡してくれるよう呼びかけています
2012/10/14
南相馬にお住いのぬまゆさんのブログを昨日ご紹介しましたが、同じように福島におられる方の声を伝えるブログを知りましたので、ご紹介します。なかなか聞こえてこない福島の方の声を聞きましょう
2012/10/14
40才定年制の記事を読んで、私の経験からコメントしました。
2012/10/13
久しぶりにぬまゆさんのブログが再開されている事を知り、読みました。体調は、どんどん悪くなっているようで、読むのがつらいほどです。そして中に書かれている他の方々の事について、心筋梗塞で亡くなっている方が多いそうです。当初から、セシウムは筋肉、特に筋肉の塊のような心臓に蓄積するので、心電図を取るべきだと言われていましたが、現実に起こってきているようです。本当に福島の人々を皆、子供だけでなく皆、避難してほしいです。
2012/10/13
福島医大の山下俊一教授は、長崎大学でチェルノブイリの影響を研究しており、それでフクシマ後の福島医大に呼ばれましたが、3.11以前の論文の内容を調べると、3.11以降と言う事が大きく異なる事を調べた結果を知りましたので、ご紹介します。このような人物の精神構造に、大変な疑義が感じます。
2012/10/12    この情報は再現性がない事を確認しました。2013年6月9日
お米の汚染について、詳しく調査された結果は、恐ろしいもののようです。米粒1つだけに2.9ベクレル検出され、kgに換算すると14万ベクレルになるそうです。この結果は、Cs137は、100%放射性物質であって、K40 のように1万分の1が放射性物質と言う自然放射能と全く異なる事から生じている現象と思われます。
2012/10/11
週間金曜日に、女性のための防災心得と言う記事が載っていました。必要最小限だけご紹介します。印刷して手元に置かれる事をお勧めします。
2012/10/2
昨年4月、チェルノブイリから25年を迎え、ウクライナ政府が作成した報告書「チェルノブイリ事故から25年”Safety for the Future"の抜粋が和訳されましたので、ご紹介します。NPO市民科学研究室によるものです。ウクライナの結果は、まだまだ続く過程の途中です。フクシマも同じように多くの人に長い影響を与えていくのではと懸念されます。報告によると幼少期より6歳から18歳までの成長期の方が、影響が強く表れており、それは年を経るごとに大きくなってきているようです。今は見えないけれど、年をとるに従って影響が現れるようです。結果が出てからでは遅すぎるのです。
2012/9/28
橋下市長の慰安婦問題をきっかけに、言葉について考えみました。言葉は単なる道具であって、本当は、自分の思いや考えを伝える事が大事なのに、多くの人がそれを忘れています。特に男性が。
神戸に来
てから始めた手話が、私に気づかせてくれました。
2012/9/22
ドイツのZDFの「フクシマの嘘」という録画です。福島第一の定期検査をしていた元GEの方の告発(東電が亀裂などの危険な点を指摘させないよう報告書を改ざんした件、元福島県知事佐藤栄佐久氏が、その告発を知って公にした事で、嘘の告発を受け、脅迫される友人・部下のために、知事を辞任した事、管元首相へのインタビューで、原子力村の酷さが語られているます。菅元首相がここまで事故当時の事を語っているのは日本のメディアでは放送されていないのではと思います。そして、彼も知事と同じように退任させられた。
2012/9/20
フクシマから子供の安全のために避難してきたお母さん達が、離婚の危機や義父母の圧力に負けて、フクシマに戻りつつあると聞きました。自分以外の人間に自分の思いを伝えられない、そんなお母さん達の気持ちになって、他の人達特に男性達に納得してもらう視点で、今までの様々な事実をまとめてみました。
原子力の話から、電力単価、放射能について、外部被曝と内部被曝、人工放射能と自然放射能の違い等々、誰かにわかってもらうために使って頂くのが願いです。
2012/9/16
電気代の計算方法をご存知ですか?総括原価方式というものですが、資産に3%を掛けたものを利益とし、それに必要経費を載せたものが電気代になるそうです。資産の中には、施設費や燃料棒、使用済み燃料棒も入っているそうです。   使用済み燃料棒は、ものすごくたくさん各原発に貯蔵されています。これが資産ですから、核燃料サイクルを止めたという事になると、途端に負債になるわけですから、電力会社を守るためにも、脱原発でも核燃料サイクルは続けると言っているのだと思われます
2012/9/15
早川由紀夫群馬大学教授の汚染図の詳細が、1年前に公表されていました。この詳細をみるとどこが問題かがよくわかります。世田谷区の学校施設がある川場村がやはりホットスポットである事に胸が痛みます。この図は、2012年8月に早川先生が寄付金を基に作成したポスターの表面で、裏面はこちらです。このポスターで、フクシマの汚染の状況がよくわかります。A3用に作成されているそうで、A4では読むのに苦労しました。
2012/9/14
福島の子供達に甲状腺異常が広がっていますが、とうとう癌が出たそうです。チェルノブイリの例より、ずっと早い癌発生です。日本の甲状腺がんの発生状況とチェルノブイリ関係地域の甲状腺異常の症例数、ベラルーシだけの甲状腺癌の発生状況もご紹介します。早期発見早期治療で、子供達を守っていきたいものです。
又、同じ朝日新聞に原爆被爆者の調査結果で、未成年ほど、甲状腺がんのリスクが高がったと報道されていました。
2012/9/13
やはり瓦礫の焼却でセシウムの濃度が上るようです。静岡県島田市の状況です。日本中をこのように薄く広く汚染して、原発廃棄時の廃棄物基準を上げたいのでしょう。日本人の未来を私達が壊してよいのでしょうか・・・・。
2012/9/13
100mSvまでは、顕著な発がんの証拠はないという原爆被爆者のデータが、あると政府はよく言っていますが、これがいかにいい加減かがわかりました。爆心地から2㎞までで区切って、そこの被爆者の調査の結果であって、この2㎞が100mSv に相当するとNHKで放送したそうです。私は長崎の被爆者の手帳も持っていますが、予てから調査は十分行われたのか疑問に思っていました。2kmと言うのは、当時特別被爆者の区切りであって、2.7kmの私達家族は普通被爆者でした。被爆者と認めた2km以遠の人さえ除いての調査だったのです。100mSvが意図的に作成されている事は確かと思います。
2012/9/10
前にもお知らせしたことがありますが、福島第二原発で働いておられてから、熊本大学医学部でお医者様になられた小野俊一先生の耳鼻科学会でのお話です。わかりやすくフクシマの原因、結果、現況、将来、私達のすべきことをお話しされています。是非ご覧ください。
2012/9/8
今夏は福島の子供達の避難が少なかったと聞きます。福島の中で、避難する事を非難する傾向になっているとか。現在福島のおられる方々は、避難したくても避難出来ない方々ばかりなので、ストレスを緩和する為、自己防衛的にリスクを過小評価する事になってしまているそうです。避難は権利として認められなくてはいけないのに・・・・。前例であるチェルノブイリの避難区域と福島との比較をした図がありましたので、ご紹介します
2012/9/6
私が東京を脱出した最大の理由、4号機燃料プールへの対策をもっと速やかに国として行うべきと村田光平元スイス大使が、野田首相に書簡を送って強く要望しています。世界中が心配しています。
2012/9/5
放射能汚染の心配のある牛乳ですが、そもそも牛乳の栄養的価値に問題が生じてきている事を最近になって、知りました。専門家は、よくある牛乳たたきで、長年の牛乳の栄養価は揺るがないと考えられているようですが、調べた結果をご報告します。
2012/9/4
広島・長崎の黒い雨は有名ですが、フクシマはそれだけでなく黒い粒が、あちこちに降っているようです。これが、ものすごいセシウム量!南相馬市で採取された黒い物質には、1kg当たり200万~600万ベクレルものセシウムが含まれているそうです。また、東京の下町、葛飾区水元公園で採取した黒い物質には1kg当たり20万~30万ベクレル、東村山市の学校で採取したものにも、1kg当たり2万ベクレルを超えるセシウムが含まれている。京大の小出先生の詳しいお話をご紹介します
012/8/30
オーストラリアの女性小児科医ヘレン・カルディゴット氏の原発被曝者へ14の提言をしています。男性ばかりの為政者によるゆがんだ原子力行政、それは日本ばかりでなく世界的なもの、子供を犠牲にした行政、既に福島の子供達に甲状腺結節が多く観察されているにも関わらず、マスコミに報道されない事(最近ようやく出てきましたが)、東京でも多量の放射能汚染が確認されている事(最近も世田谷の代田で、側溝から9000ベクレル以上検出)から、東日本の人々が安全な地域に避難する事を勧めています。
又、4号機の燃料プールの危うさにも触れ、M7以上の地震で、チェルノブイリの10倍の熱と放射線が出る大惨事になると警告しています。
どれも、私も予てから心配していた事です。
012/8/30
NHKが8月7日に再放送した「内部被曝に迫る]チェルノブイリからの報告の内容に、セシウムのベーター線が内部から強い被曝を起こしている事、ベーター線の被曝は、遺伝する事、心臓に蓄積している事、又、ミトコンドリアを傷つけ、エネルギーの供給が十分でなくなることが報告されています。原爆ブラブラ病が、ミトコンドリアの損傷にあったのかと納得しました。
012/8/30
昨年は、セシウムはカリウムと同じグループだから、体内に蓄積しないと御用学者は言っていました。
前にも、マウス投与実験で、体内に分布する事、心臓や腎臓に多い事を説明しましたが、今回、新たに豚による体内分布が明らかになりました
2012/08/29
昨年の5月に、チェルノブイリの25年後の健康影響を調査した報告が出ていたようです。しっかり読むと今後のフクシマが見えてきそうです
2012/08/28
昨日の8月27日の報道ステーションで、日本ペンクラブの会長である作家浅田次郎さんとのインタビューが放送されました。原発が作る事を目的として作られてきた事、わずか2基の原発の稼働で、十分今夏も過ごせてきたのに、何故54基も必要だったのか、原発問題は情緒的でなく理性的、過去、現在、未来を見据えて考えなくてはいけない事をわかりやすく述べておられます。これを何故、為政者や財界人が理解できないのか、不思議でなりません。
2012/08/25
EM菌ってご存知ですか。琉球大学名誉教授の比嘉照夫氏が発明され、生ゴミの堆肥化によく使われています。このEM菌は昨年のタイ国の大洪水で使われて、早期に衛生的に始末出来たことでタイ国から表彰されたりしていましたが、日本のマスコミではほとんど報道されていません。このEM菌がチェルノブイリの汚染地帯、ベラルーシの農業対策で、有用性を認められていますが、フクシマでも公的に実証されつつあることを知りました。福島県が募集した民間等提案型放射性物質除去・低減実証試験事業で、小松菜のセシウム吸収量で、囲炉裏灰とほぼ同じ、無処理の10%程度しか吸収しなかったそうです。囲炉裏灰より手に入れやすい点からも、EM菌の活用が期待されます。又、ベラルーシでの実験では、セシウムばかりでなくストロンチウムの非吸収にも効果があったとの事、ますますの活用が期待されます
2012/08/25
フクシマに関し、日本政府やマスコミの報道が、公正でない、事実を隠している事は、知っている人はいるけど、知らない人もたくさんいる事に時々、愕然となります。市民と科学者の内部被曝問題研究会が、あまりにひどい福島県の医療対応に怒りの撤回申し入れをしました。甲状腺の検査をしないように、他県の医療機関に要請しているそうです。そう言えば、東京女子医大が放射能関係の検査を受け付けない旨のお知らせを出していたのを思い出します。
2012/08/20
宮崎駿さんのおばあちゃん大集合の写真を利用して、再稼働反対のポスターをA4で作成してみました。この作品の目的の沿った使い方だと認識しています。
2012/08/20
終戦の日に思いました。この67年間、日本人は何をしてきたのか?科学は進み、生活は便利になったが、その精神構造は、果たしてどれだけ変わったか?進む目標は変わったけど、そのやり方、考え方は何も変わっていないのではと思います。67年間生きてきた人間として、戦前と戦後、原発行政をフクシマを対比し考えてみました。
2012/08/15
六ヶ所再処理工場稼働で、毎日、原発が1年間に排出する放射線量を1日で排出するという事を初めて知りました。年間33京ベクレルだそうです。クリプトン85という物質で、処理のしようがないので、すべてそのまま排出するというのです。クリプトン85はベーター線、ガンマー線を放出し、半減期10.76年、生体に対する作用は不明なようです。このクリプトンを調べていたら、フクシマ2号機でこのクリプトン85の放出が最近増大しているそうです。使用済の燃料棒を壊すと出てくる物質(それで再処理工場で、出るという事)という事で、セシウムの放出が増加している事からも、2号機の内部の状況がますます悪くなっているように思われます
2012/08/13
フクシマの事故、特に3号機で何が起こったかについて、最近ようやく理解出来ました。3号機では、最初の水素爆発に続いて、燃料プール近くで閃光が走り、次に上空に高く黒い煙が爆発音を伴って大きく、きのこ雲のように上っていきました。米国の科学者アーニー・ガンダーセンは、即発臨界と言われています。詳細は、こちらへ。
2012/08/8
毎日、毎週、毎月の日本全国の地震発生を報告しているサイトがある事を今になって知りました。毎日の揺れに一喜一憂するだけでなく(一喜はないですね)、毎週、毎月の変化を確認する事で、将来の何かが見えてくるのかもしれません。
2012/08/7
放射能を拡散したり、薄めて危害を少なくしたとしてはいけないという国際合意があると聞いていましたが、ドイツ放射線防御委員会は、昨年の12月7日に、食品や瓦礫処理において、日本政府のやり方は、この国際合意に違反している、今後の日本国民の健康と生命を脅かす可能性について、国民的議論をすべきだと警告しています。このままでは日本人の健康は守れなくなると警告しています。
主な指摘点は、①瓦礫を全国で処理して汚染を広げようとしている事、②子供の安全基準を20mSvとしている事、③食品の基準が商業や農業を守るために設定されていて、このままでは将来の日本人のがん死亡率の増加を始め多くの疾病の蔓延を招くだろうと警告しています。昨年の12月にです。日本政府は全く聞く耳を持っていないようですが、これが世界の良心的基準でしょう。
2012/08/3
エネルギー政策に関するパブコメの締切り8月12日が近づいてきました。15%が多くなっているという話で、ゼロ推進者として、多くの方の意見表明を願って、FAX送信紙の配布を始めています。でもそれだけでは、全く内容を伝えられないので、裏面に説明文を記載する事を始めました。良かったらご活用ください
2012/07/30
自然放射能と人工放射能の違いを吉川定夫先生がわかりやすく説明されている事を知りましたので、ご紹介します。又、吉川先生はチェルノブイリ後に録画された「放射能はいらない」の内容は、フクシマ後の我々に、とても有用です。4本あるシリーズの1/4はチェルノブイリ直後の日本の状況を説明しています。まるで、 2/4では、ヨウ素の環境中の濃度と作物中からの6-7倍の量を検出したタイムラグの説明があります。当時、日本政府は環境中の濃度が下がった段階で測定を止めてしまったそうです。作物中の濃度がその後高くなることで、放射能への不安が広がるのを防ぐためだったそうです。それが原発反対に繋がる事を恐れたからでしょう。3/4では、体内蓄積に関し、わかっている物しか評価していない事や体内被曝で言っている数値は、全体の平均であって、各部分での濃度差を無視している、また自然放射能と人工放射能の相違を説明しています。4/4では放射線による健康障害を説明しています。
吉川先生は今年2012年の2月に亡くなられたとの事、本当に残念です。
2012/07/24
今日、政府の事故調査報告が出ました。新聞でも大きく取り上げていますが、既に昨年秋に、スイスの原子力安全局が、フクシマの事故報告を出していたそうです。枝廣淳子さんのメールニュースで知りましたので、ご紹介します。厳しく日本人自身の考え方や企業風土を指摘しています。これを読むと原発の輸出どころか、そもそも原発を運営する能力が日本にはない事が明らかです。
2012/07/22
2012年3月末までに検査した福島の子供38114人の甲状腺検査の結果、35.8%の子供に甲状腺の異常が認められたと5月末に発表されました。例によって、大したことないという論評と一緒だったようですが、この異常さを指摘したオーストリアの医師の説明と福島の子供と2001年の長崎の子供との検査結果の比較もありました。なんとこの対象となっている長崎の子供のデータは、あの福島医大(旧長崎大学)の山下教授のもので、チェルノブイリの子供との比較の為、取ったデータです。福島の状況が異常である事は明白です。
2012/07/22
福島大学で、とても良い放射能の副読本を作成しました。これは種々のアドバイスを入れた改訂版だそうですが、言論統制の厳しい福島県内で、福島大学がこれだけの物を作成したことに心から敬意を表します。この副読本がつぶされることなく、日本全体に普及してほしいと思います。唯、惜しい事に人工放射線と自然放射線の影響の違いを述べていますが、下記6月30日付で説明した、ばらばらの自然放射線と微粒子の人口放射線の違いまでは説明されていませんでしたが。
2012/07/19
7月15日に記載したつもりの気候ネットワークの説明のご紹介をリンクを貼る事を忘れていました。資料を元に作成しました。国家戦略室の説明文の理解が進みます。パブコメ作成の際、ご参考になさって下さい。
22012/07/16
国家戦略室が「エネルギー・環境に関する選択肢」に関するパブコメ(パブリックコメント)を募集していますが、私も今日、応募しました
22012/07/16
三菱重工業製の原発の蒸気発生器に、異常な摩耗が多数見つかったそうです。
共同通信によると米国カリフォルニア州にあるサンオノフレ原発2​、3号機の蒸気発生器の細管に「異常な摩耗」が多数見つかった問​題で、米原子力規制委員会(NRC)は12日、摩耗の数は約1万​5千カ所に達したとの調査結果を公表した。蒸気発生器は三菱重工業製で、同社の設計に問題があった可能性が​高いことがこれまでのNRCの調査で明らかになっている。
日本のどの原発が関係するのか是非、知りたいです。
22012/07/15
7月2日から8月12日まで、国家戦略室が「エネルギー・環境に関する選択肢」に関するパブコメ(パブリックコメント)を募集しています。要は、今後原発をどうするかを聞いているような内容ですが、実は、その内容には隠された意図が見え隠れするようです。今日、NPO気候ネットワークの集会に出て、詳しい説明を聞きましたので、ご説明します。一人でも多くの方が、パブコメに参加し、ご自分の考えを表明し、選挙だけでない政治参加をされる事を願っています。
22012/07/11
あの日から1年4ヵ月後の月命日、今日は11日です。忘れてはいけない、日本のマスコミには載らなかったあの時です。
2012/7/9
4号機の燃料プールが危ないとかねてから思っていましたが、その土台が危うくなっていた事を知りました。不同沈下が、地震の時に起こっていたそうです。元スイス大使村田光平さんが、このような状況を、世界が心配しており、日本政府が現実を直視し、世界に助力を請うべきと訴えています
2012/7/4
福島の原発事故後の政府の対応を見ていて、私には水俣病と放射能による影響がダブって見えました。特に科学的に証明されていないとして100mSv以下は安全かのように言い、それに追随してでしょう、福島県内での医師達の放射能の影響を頑として認めようとしない態度です。かつての水俣でも、流しているのは無機水銀で、無機水銀は体内に取り込まれないとして因果関係をなかなか認めようとしなかった政府とチッソの態度が思い出されます。その時も科学的にそのような事はないと言っていました。客観的には明らかにおかしい現象なのに、科学的証明を根拠に長く認めなかったのです。その後、プランクトンによって水銀が有機化され、魚の体内に蓄積することが証明されましたが、その時には大勢の患者が出た後でした。放射能の影響も同じだと思っていましたが、少し視点が違いますが、今朝の朝日新聞に藤原新也さんが水俣病と原発事故について書かれていたので、ご紹介します。
2012/7/2
フクシマの事故後、世界はそれをどう教訓としているかを、アースポリシー研究所のJ・マシュー・ロニーが「福島第一原子力発電所のメルトダウンで原子力発電の衰退が加速」と題して報告を出しています。枝廣淳子さんがメールニュースで、その和訳版を紹介しています。メールニュースからの転載です
2012/6/30
この1年間の放射能の人体への影響について、昨年の今頃は、チェルノブイリのデーターは統計的に不十分だと言って厚労省は、その政策にチェルノブイリの経験を活かそうとしていませんでした。その後、さすがに無視する事は出来なくなったのか、そういう表現は使用しなくなっていましたが、今後は自然放射能がこんなにあるのだから、少々放射能があっても問題ないのだという、自然放射能論が幅を利かせ始めました。昔から食経験の重要性がよく言われています。現在食べている物は、長い人々の経験から安全なものが選ばれているというものです。私は同じように放射線についても自然放射線の影響と人工的な放射線の影響は、異なるのではと思っていましたが、理由を説明することが出来ませんでした。
今回、ECRR(欧州放射線リスク委員会)の2010年勧告の概要と言うものを読み、明確に自然放射能と人工放射能の相違が説明されていましたのでご紹介します。即ち、自然放射能特にカリウムKがよく例に出てきますが、自然放射能は、放射線を出す物質は、それぞれバラバラに存在しているため、放出された放射線は単独でしか存在していないので、生体へ影響を与える可能性が低いそうです。それに比べ、人工の放射線は、粒子状に存在して放射線を放出するので、生体に対し同じ部分を何度も攻撃する為ダメージを与える可能性が高いそうです。例えばカリウムでは、1万個の中に1個の放射線カリウムしか存在していないそうです。全体としては同じベクレル数でも、集中的に放射線を放出する人工の放射線物質は、確実にDNAを傷つける事が出来るのです。粒子状に存在する人工放射性物質のセシウム等ととバラバラで存在するカリウム等の自然放射線の影響の違いに、納得しました。
2012/6/25
少し古い資料(2011年8月)ですが、最近知ったので、お知らせします。4号機の燃料プールが壊れる事をずっと心配して来ました。それで、関西に移住をしたのですが、4号機の燃料プールのそばに共用プールというのがあって、そこに6000本以上の使用済み燃料が蓄えられているとの事です。その後、この共用プールに関しての情報はありませんが、情報がないのが却って怖いのが、今の日本の現状です。各原発に使用済み燃料がたくさん溜められており、満杯近くになっているのは、よく知られていますが、事故の時には、これがまた、怖いのだと改めて思います。
2012/6/22
昨年のフクシマの事故直後、米国が放射線の実測結果の汚染図を日本政府に提供したのに、その情報を全く県民の避難に活用していなかった事が6月18日の朝刊に報道されていました。SPEEDIの場合は予想だからと公表せず、今度は実測値があっても公表しなかった文科省と原子力保安院の体質に、大川小学校の先生達の対応と重なるものを感じます。
2012/6/16
神戸に引越して2週間が過ぎました。1週間過ぎた頃から、ようやく東京に居た頃の体調に戻り、自らの決断での引越しが、精神面でいかに強いストレスになっていたかを悟りました。
なんの問題も抵抗もなく避難できる人間でさえ、これだけのストレスなのに、子供のためと考えて、夫の反対を押し切って避難している若いお母さん達のストレスは、どんなに大変かと心配しています。そのような方々の声を集めた本が作成されました。1冊300円です。
2012/6/9
経産省の総合資源エネルギー調査会基本問題委員会の26回会合での枝廣淳子さんの発言を掲載します。経済の指標だけでなく、倫理的な問題を考えるべきであるという一般の人にはごく当たり前な、でも、政府や経済人にはとんでもない話を整然と述べておられます。枝廣さんが、活躍できるような日本になってほしいです。
2012/6/6
震災がれきの問題が、地域を守り、地域を活性化させる最善の方法を提唱され、実行されている方がおられます。84歳の宮脇昭さんによる瓦礫を利用した植林による防潮林の造成です。瓦礫問題で日本中が混乱している現在、干天の慈雨の気がします。毎日新聞でも4月12日付で報道されていたそうです。
2012/6/2
フクシマの上空での不思議な雲の動きを示した動画を知りました
最近、投稿動画が削除される場合が多いので、一部の写真を張り付けました。スポーク状の雲は、電離放射線の2点放射の干渉を示しているそうです。福島第一と第二との事のようです。
2012/5/27
今朝の多くの新聞に4号機に燃料プールの中が公開されたことが載っていました。朝日新聞朝刊では、1面2面に大きく載っており、NHKでも放映されたようですが、震度6まで安全だと細野大臣が言っているようです。新聞の事実だけを記載した記事に、1月7日に載った最悪のケースの汚染図を一緒に載せる事で、読者の被曝への関心を高められたのではと思いました。今回の公開は、4号機の燃料プールへの懸念が世界的にあり、東電も政府も無視出来なくなったのでしょう。言葉では安全だと言っても、現実に見た人の感想は、とてもそんなものではないようです。近々、東京を脱出しますが、10年後にこの脱出が笑われる事になる事を願っています。
2012/5/20
Natural News.comというfree mailに、フクシマ4号機に燃料プールが壊れた場合、4000万人が移住しなくてはならないと言っていました。この想定は、今年の1月6日に細野大臣が公表した汚染図とほぼ一致します。いずれにせよ、深刻な問題は公表されているのに、メディアはなぜ取上げないのでしょうか疑問です。
2012/5/18
5月10日の朝日新聞朝刊に私の投稿内容が記事になりました。この記事が、最初の投稿文から最終的に出来上がるまでの経緯をお話しします。私にとって初めての経験でした。
2012/5/17
4号機の燃料プールへの対応を国際的専門家集団の評価の元で、速やかに早く進めるようにという国連への請願の署名活動がありました。私も早速協力しました。まだの方はお願いします。
たまたま今日、友人からの久しぶりの電話がありました。彼女のご主人は、仕事で毎月シンガポールに行き、世界各国の人と会っているそうですが、日本だけが4号機燃料プールの心配をしていない、世界中が心配しているのにと言っているそうです。日本だけで対応するのが困難な状況だと思います。世界中の人に助けてもらわないと本当に大変な事になる可能性があります。
2012/5/16
昨日の福島の積算線量の測定中止を記載しましたが、今朝16日の朝刊に文科省大臣の一声で、当面、続ける事になったと報道されていましたので、お知らせします。
2012/5/15
今朝の新聞によると文科省が、福島で事故後続けていた9か所の積算線量の測定をやっ14日で止めるというのです。その理由は、機器の自動化に移すという事ですが、測定場所や測定機器が異なるそうです。一貫した測定値でないと科学的に評価されないでしょう。1年前に、政府は、チェルノブイリの結果を科学的でないと評価の対象にしていませんでした。後世使用されない可能性のあるデーターに変更するとは!
フクシマは、地球にも全世界の人々へ多くの影響を与えていますし、今後も与え続けるでしょう。それに対する唯一の謝罪が、出来るだけ正しいデーターを残すことに尽きます。将来のためを全く考えず、目の前の事に終始している政府に、本当に失望します。
2012/5/14
西日本に逃れられない人は、どうすべきか、留まる決断後を考えました。
2012/5/12
フクシマの事故の真実を伝えるブログです。読んで、そうだろうなとつくづく思いました。
2012/5/6
リスクをどう考えるか、私のリスクの考え方とそれに基づいた決断をご紹介します。
201/4/27
セシウムは筋肉に吸着しやすく、筋肉の塊のような心臓に悪影響を及ぼすと1年前に言われていました。最近、心不全で亡くなる人が増えているそうです。特に市長では、伊達市市長と埼玉県日高市市長で、日高市市長は、瓦礫処理の焼却試験に立ち会って2日後の事です。心不全だけでなく他の病気でなくなる市長等、増加しているようです。
2012/4/26
先週末のIMFで、日本は5兆円近いお金を融資する事としました。他国に比べ突出した金額です。どうしてこんなことになるのでしょうか?
2012/4/26
チェルノブイリの事故の際、その対策に関わった女性のインタビューを本にしたもの[過酷な任務」の日本語版が紹介されていましたので、ご紹介します。
2012/4/25
今朝の朝刊に敦賀原発の直下に活断層があるのではという事で、廃炉にする可能性が報じられていました。東京新聞Webの活断層図です。富山にお住まいの方が、「福井は地震が多いと北陸の古老は皆知っている」と言われています。何が何でも原発を作ろうとした国家権力が全てを押しつぶしていたのですね。
2012/4/24
4号機の燃料プールについて、当初から京大の小出先生が注意されてこられ、今でも最大の問題と言われていますが、最近の状況と今後の計画についての放送をユーテューブで知りました。詳細はこちらです。
2012/4/12
またまたビックリするような東京新聞の”紙つぶて”からの情報です。今度は内閣府と文科省関係です。飯館村のモニタリングポストの周辺は、入念に除染され、遮蔽用の鉄板が敷かれているそうです。それで値が低いそうです。
2012/4/9
環境省は、3月3日に、3月9日締切りのパブリックコメントを募集しました。わずか6日間の募集期間の内容は、「放射性物質汚染対処特措法施行規則改正案について」でした。その内容は、警戒区域内の避難が見直しが行われる当たって、旧警戒区域内の事業で生じる廃棄物の取扱を、今までの警戒区域の廃棄物として国が処理を行うのではなく、それでは、他地域の事業者との間で不公平になるというのです。それ故、警戒区域が解かれて事業を行うものの廃棄物は、通常の事業系一般廃棄物や産業廃棄物として取り扱うというのです。つまり、警戒区域を解かれたら、どれだけの放射線量があるかどうかに拘らず、放射能が全くない物として取り扱うというのです。
警戒区域が解かれても、放射能が高い事は何も変わりません。それを放射能が無いように扱うというのは、放射能を福島県外にばらまくという事と同じです。一体、環境省は何を考えているのか、一体誰がこんなバカな法改悪をしようとしているのか、唯々、呆れ果てます。環境省には本当に失望します。
2012/4/8
小野俊一先生のくわみず病院勉強会から、[フクシマの真実と内部被曝]という講演をご紹介します。厳しい現状認識に、当たらなければよいけれどと願っています。
2012/4/5
災害瓦礫処理をわかりやすく漫画にしたサイトがありましたので、ご紹介します。
2012/4/5
3月14日付で下記にご紹介した「震災がれきの広域処理の問題を考えるシンポジウム」のレデュメが出ましたので、ご紹介します。
2012/4/2
グリーンピースの調査した牛乳と魚缶詰の放射線検査の結果です。検出されても4ベクレル、多くが未検出(1ベクレル以下)でした。グリーンピースの結果なら信頼できるだろうと思うのも情けない話です。
2012/3/26
3月22日の朝日新聞に長崎大の長瀧重信教授のコメントが載っていました。事故後1年以上が経過してもこのような論が載る事に違和感を覚え、反論を記載しました。
2012/3/24
災害瓦礫の広域処理をどうして政府が無理やり広げようとしているのか、不思議で仕方ありませんでした。全体の20%弱の広域処理予定量が進まない事を復興が進まない理由であるように宣伝しています。23年度9億円、24年度には13億円の復興予算を使って。その理由を説明するサイトがある事を知りました。東北復興ではなく、たくさんある原発の最終処理の費用を少なくするための最初のステップのようです。
2012/3/24
GNHをご存知ですか?ブータンのあの幸福な国の・・というとああ、と思い出されますね。予てから長く日本では目標とされたGDPに代わるものではと誤解もされている考え方です。そして、3.11以降、改めて見直されています。改めて本を読むと、GNHは単なる幸福度を測る尺度ではなく、より良い国造りの指針でした。まだ、途中ですがご紹介します。
2012/3/23
EM菌の有効性について、更にわかってきたようです。福島での実証実験の様子をご紹介します。
2012/3/18
沖縄の「がれき広域処理を憂慮する有志・沖縄準備会」の作成した広域処理の問題点とその理由は、広く科学的情報に基づき、わかりやすい内容ですので、一部改変(沖縄部分を西日本に)してご紹介します。
2012/3/17
3.11以降、それまではそう見えなかった人が、全くの御用学者である事がわかるようになりました。困った時の友が真の友と言うように、危機の時に人の真実が見えます。日本科学者会議の月刊誌「日本の科学者」4月号(Vol47)に、佐賀大学の豊島耕一先生が、「御用学者批判ができない大学社会」と題して寄稿されています。モヤモヤと思っていた事が、明確に説明されていますので、ご紹介します。
2012/3/16
今朝の朝日新聞に瓦礫の広域処理についてのお三方の意見が載っていましたが、その中で、最も納得できる意見の神戸大学の山内知也先生の記事をご紹介します
2012/3/14
3月11日に行われた「震災がれきの広域処理を考えるシンプジウム」から広域瓦礫処理の問題点を紹介します。
 1.広域処理は、復興予算を被災地以外で使用するための仕組み
 2.地元で処理すれば、予算はすべて被災地の雇用創出になるが、広域処理は、輸送費とエネルギーを使って、放射能をばらまく仕組み
 3.政府は、広域処理の宣伝に15億円を使おうとしています。博報堂に23年度9億円支払い済
 4.瓦礫のほとんどは本来産業廃棄物となる物なのに、一般廃棄物処理場で処理しようしています。

 5.法的にも問題点が多々ありました。
2012/3/13
3.11以降、食品安全委員会は、チェルノブイリの結果を科学的に信用できないと言って取上げようとしていません。そのうえ、文科省と厚労省は昨年の5月16日付の課長通達で、放射能汚染地域の疫学調査が出来ないようにしていました。
2012/3/6
EM菌の話を聞いてきました。脱塩や臭気に効果があるのはよくわかりますが、放射能汚染の削減にも効果があると言われ、?と思って、確認したくて聴講しました。まだ、理論的には説明出来ないけど、そのような事実があるのなら、どんどん実行すべきと思います。物理学は、理論が先で実証が後のケースが多いですが、実証が先で理論が後になっても構わないのではと思います。自信を以て、朗らかに説明される比嘉先生のご様子を見ていると、嘘を言ってはいないだろうなと思いました。
健康生活宣言vol13より、伊達市における土壌濃度と作物中の放射線量
シントロピーの法則から引用 福島県におけるEMによる放射能対策
2012/3/5
原発関係の部署が環境省に移る事になりましたが、環境行政に対し、批判、提言を行い続けている環境行政改革フォーラムという団体があります。3月4日に行われた研究発表会の原発部会では、主に瓦礫処理に関わる発表が行われました。研究会の様子をご報告します。
22012/3/2
予てから心配していた4号機の燃料プールの耐震補強に関しての記事を初めて見つけました。鉄骨とコンクリで土台を作ってあるそうですが、朝日新聞の記事をご紹介します。でも、この記事の主な点は、原発がトイレなきマンションと言われるその理由をきちんと説明している点です。これを読むと、原発に関し、何かを決める立場の人間は、すべて、同じようにフクシマの中に入ってみるべきと思います。原発を机上で議論してはいけません。実感が大切な事をこの記事は教えています。
22012/2/23
今朝の朝日新聞に、フクシマ近くの双葉断層が、地震を起こしやすい状態になっている事が報道されました。東北大学趙大鵬教授らが学会誌に発表したそうです。双葉断層地下深くに地震を起こしやすい水を含む構造があり、東日本大震災の1か月後のM7の地震が起きた井戸沢断層の地下深くと似ているとの事です。この井戸沢断層の地震は、東京ではあまり知られていませんが、仙台の地震被害の多くが、この余震に依ったそうです。
2012/2/21
フクシマ原発事故に関する新たな原因がある事を知りました。爆発は、ベントが遅れたからではなく、爆発の前に既にふたが持ち上がって、水素が漏れていたというのです。圧力がかかると蓋を閉じているボルトが伸びて、蓋が持ち上がる事が前からわかっていたそうです。漏れた水素が格納容器内に溜まり、爆発したようです。

問題の格納容器が小さすぎるGEのMarkⅠ型は、福島第一1、2、3、4、5号、敦賀1号、女川1号、島根1号、伊方1、2、3号の11基だそうです。女川2号、3号、浜岡3号、4号はMark I改良型であり、原子炉格納容器は1.6倍に大きくなっているそうです。
2012/2/21
18日に、世田谷で行われた女川瓦礫受入れ説明会、問題点が浮き彫りになりました。そして、議論の中にはありませんでしたが、瓦礫の受け入れが、各自治体の金儲けになっている事を知りました。
2012/2/17
放射能被害を過小評価したがる国や自治体がある中で、双葉町長は、命が何より大事、コミュニティより、故郷よりと、当たり前の事を明確に言い切っておられます。日本のどこかに、早く新双葉町が出来ればと願っています。子供達の健康診断も続けていくと言い切っておられます。
2012/2/16
原発事故の時、自分達の町がどのくらい汚染されるかを知るために、SPEEDIによる予測とその公表を求めるオンライン署名を、グリーンピースが行っています。多額の税金を使っていて、国民のために活用しようとしない現状を変えていきましょう。
2012/2/14
除染について、無駄な事をしているのではと思っていました。でも、実際に携わっている方のお話は、あまりに重く、何もしていない、何も出来ない自分を反省します。
2012/2/9
フクシマの子供達の現在、本当にどうして放っておくの!渡利地区は特に避難区域の汚染なのに、経産省は測定をし直そうとしていません。
2012/2/8
原子力関係者としての責任から、3.11以降、原発についての真実を語り続けておられる小出裕章先生の講演等を勝手にまとめたというブログをご紹介します。
2012/2/3
セシウムはカリウムと同じ性質なので、生体内でセシウムとカリウムは同じように全身に分布し、通過していくと言われています。それは本当でしょうか?カリウムと言えは自然放射線が高いK40を思い出します。
セシウムとカリウムが同じなら、セシウムの放射線もカリウムの放射線も同等と見なすという理屈に行きつきそうです。
本当でしょうか?
2012/2/2
東電で働き、原発の経験のある方で、退職して熊大医学部に入って医者になった小野俊一先生のブログに原発の真実がありましたので、ご紹介します。見たくない聞きたくない現実です。フクシマの現実に関するYoutubeはこちらにもあります。
2012/1/28
本日、岐阜環境医学研究所の松井英介先生の講演を拝聴しましたので、いくつかをご報告します。
2012/1/27
厚労省の食品への新放射能基準のパブリックコメントが、現在行われており、締切りが2月4日です。多くの方の意見が寄せられることで、厚労省にも弱者への想い、将来世代への責任を自覚してもらえたらと願っています。投稿のサイトはこちら、そしてパブコメに関する資料はこちらにあります
2012/1/25
自然放射線と人工放射線と体内では同じように働くとする論が、多くなっています。子供達の説明資料にもそのように記載されています。でも、放射性物質を単にベクレルだけを考えただけでよいのでしょうか?
人体に与える影響を考慮した放射線値シーベルトが大事です。その換算方法には、ICRPのものと更に厳しく見たECRRの方法とがあり、これらを核種毎に比較する計算表がありましたので、ご紹介します。
更にわかりやすく1ベクレル/1kgで、各核種を比較してみました。
2012/1/20
昨年12月の4号機のプールの写真です。耐震工事は見られません。燃料を出すことが出来るのでしょうか?
2012/1/19
魚の汚染は、広い範囲に起こってきます。魚の回遊範囲と時期を知る事で、ある程度避けられるでしょう
2012/1/19
広瀬隆さんの4号機プールに関する解説です。やはり、どう考えても恐ろしい状況が発生する可能性が高いようです。燃料プールの破壊が起これば、他の原子炉を管理する事も出来なくなるというのです。確かにそうですよね。
2012/1/18
群馬県の施設栽培のきのこ類から放射能検出、原木シイタケでも検出限界以下のものもあり、菌床の汚染が原因のようです。
2012/1/17
3.11以前は脱原発が、反政府活動のように受け取られていましたが、政府自身が、脱原発運動家のブラックリストを電力会社の資金で、作っていた事が情報公開で判明したそうです。
2012/1/16
伊藤園の緑茶から68.6ベクレル/kg検出福島産のお米が宮城産と偽って販売。米卸大手「協同組合ケンベイミヤギ」が。又、鹿児島の養殖カンパチからセシウム合計で14ベクレル/kg検出される一方で、福島の野菜の多くが検出せずでした。ニッスイのサバ缶詰から7ベクレル検出、他の水産加工品は5ベクレル以下,一方、産地でない兵庫県産のアンコウから検出され産地表示の問題点も出てきています。関西のスーパーでの検査結果の報告です
2012/1/16
NHKが1月15日に放送した知られざる放射能汚染~海からの緊急報告~の要点が記載されています。18日深夜にも総合で再放送されるそうです。
2012/1/16
南相馬でブログを発しておられた方(ぬまゆさん事沼沢恵美子さん)が、体の調子がわるくなり、秋からは、病闘日記になっておられ、偽騒ぎもあってインタビューを受けられました。政府の避難選択区域に残るとどういう状態になるのかを見続けたいと残られたとか。こんなに早く、病状が現れるとは思っていなかったと言われていた。もし、死んだらドイツで解剖してほしいと。日本や米国のように原発を推進している処では、ダメと。すごい覚悟に感服しました。(リンクを貼ろうとしましたが、そのURLにうまく出ませんでした。)
2012/1/15
肉と同じようにお米もトレーサビリティがなされているそうです。昨年平成23年の7月から始まっていたそうです。放射能汚染の食品新基準でもお米は、他の食品と同じ100ベクレルとなっており、ウクライナが主食のパンを20ベクレルとしているようは配慮がありませんでしたが、個々に注意していく道がありました。米加工品も含まれています。
2012/1/14
1月8日に4号炉燃料プールについて記載しましたが、9日にも異常があったようだという噂があるようです。小出先生のお話を追加します。燃料プールには、原発2~3基分の使用済み燃料があり、壊れ方も他の原子炉は、上部が壊れただけなのに、燃料プールは下から壊れていて、不安定な状態のようです。次の大きな地震でひとたまりもなくなる可能性が大なようです。
2012/1/14
国や東京都等の自治体で、放射能測定が行われています。
一方、個人方で、海底汚泥の測定をされておられる方もいて、大阪湾で9,000ベクレル以上を報告しています。海底の泥の測定の必要性を考えてみると、昔、ダイオキシンが海底汚泥に多量含まれていたことを思いだします。
2012/01/11
魚の汚染は太平洋岸全体に広がっているのでしょうか。鹿児島で製造された削り節からセシウムが検出されています。但し、出汁をとる為だったので、出し汁には出ていないそうで鵜す。(検出限界1Bq/kg)
2012/01/10
甲状腺癌に放射線被曝指紋が発見されたそうで、HZM研究センター放射線細胞遺伝学班のホルスト・ジゼルスベルガー教授とクリスチャン・ウンガー博士の率いる研究チームが、米国科学アカデミーに報告されたそうです。昨年の5月のニュースですが。
2012/01/09
全国の測定値を集めたサイトを紹介します。東京の情報が最も多く、福島は多くありません。測定している人の分布に依存しているのではと思われます。
2012/01/08
燃料プールに入っている4号炉の燃料棒、京大の小出裕章先生は、その壊れた状況から、更なる地震で崩壊するのではと憂慮されていました。最近になって地震で配管が壊れたとの噂もあります。1月7日の朝日新聞に、その最悪シナリオが3月25日作成されていた事が公表されました。最近、福島近辺の地震が多いので、心配です。案外、注意させようと公表したのではと穿って考えてしまいます。
2012/01/06
各牛乳の放射線量が、一部公表されています。消費者の要求がようやく実ってきたようです。
これには、厚労省の通知(平成23年12月27日)が、関係しているのでしょうが。
2012/01/06
少し古いですが、廃棄物処理関係ジャーナリスト青木泰さんの放射能汚染廃棄物の焼却処理に関する11月のレポートです。瓦礫処理の全国展開がどうして決まったのかも説明されています。
2012/01/05
昨年の9月20日に、ドイツのフードウォッチとIPPNW(核戦争防止国際医師会議)が、プレスリリースした「放射能汚染食品の健康上のリスクレポート」は、フクシマ後の状況を食品の放射能制限値が十分に健康を保護しないと警告していたのをあらためて紹介します。要は、低線量放射線には、健康上のリスクがあるという事をいっています。考えてみると、「安全だ」というのと「健康上のリスクがある」と云われるのでは、響き方が異なるような気がします。安全だというのは、命に別条がないという意味になり、健康上のリスクとは、病気になる可能性があると言っているように思います。これからは、安全ではなく、健康上のリスクがあるかどうかと問い続けるとよいのではと思いますが・・・。
2012/01/04
各国の食品汚染基準を汚染基準を調べてみました。長期に汚染されている地域は厳しく、汚染とあまり関係ない国は緩い基準です。
2012/01/03
日本の母親達の震災瓦礫を日本中で焼却する事による放射能汚染の拡散反対を、海外の市民団体も応援しています。震災瓦礫はどれも放射能で汚染されています。自分達の所で燃やすなではなく、他所に特に西日本で燃やさないよう、放射能を広げないように運動をしています。震災瓦礫の焼却は、降下放射線量のつながります。放射線量が低くても、多量に処理すれば汚染が増加しますし、バクフィルターも有効ではないようです。
放射能は出来るだけまとめて、広げたり、薄めたりしない事が国際的にも合意されているそうです。受入れ・拒否を表明にしている自治体一覧
2012/01/02
下記にお知らせしたNHKによるゆれる国際基準ICRPに関するわかりやすいサイトがあります。
2012/01/01
自然放射能と人工放射能ーカリウムとセシウムの相違の検討 (三原)
2011/12/30
NHKが、12月28日に低線量被曝の国際基準への疑問をルポルタージュしています。政府が根拠としているICRPの基準がこんなにいい加減なものであったのかと驚かされます。
2011/12/27
南相馬市の井戸4か所からセシウムが検出されました。
2011/12/27
三郷市(埼玉県)の1部の子供達から、セシウムが検出されました。食生活の反映があるようです
2011/12/27
現在の食の安全をどう考えるか(三原)
2011/12/26
東京の下水道の汚泥の放射能測定結果(12月16日公表)では、汚泥中からヨウ素がまだ検出されています。
2011/12/25
瓦礫の焼却を始めた山形市の定期降下物(空中の放射線量)が福島市のセシウム量の14倍です。

2011/12/24
市民放射能測定所が、たくさんの最近の福島産農産物の結果を公表しています。

2011/12/23
福島の子供達が九州で、5日間のリフレッシュをしています。

2011/12/23
厚労省より放射能汚染の新基準が発表されました。
011/12/21
大阪市の医師有志による瓦礫受入れ反対の意見書を出す。
放射線量等分布マップ
電子
2011/09/30
早川由紀夫先生による放射能汚染ルートとタイミングマップと文科省の土壌汚染図
2011/08/29
環境省の公表した全国の廃棄物焼却灰の放射能濃度です。8月以降の公表はなされていないようです。この値からも、放射能汚染の様子がわかります。