2014/5/23
昨日、帰還リスク勉強会3回目を行いました。1か月ぶりですが、内部被曝に関する項6だったので、私の準備勉強の必要性からです。基礎的情報では、わずか1ページしかなく、その中で使われている言葉の説明が27ページから32ページまでの4ページあるというおかしな項です。解説では、まず、この1か月間で得た甲状腺ガンに関する新しい情報に続いて、内部被曝の測定としての尿検査とWBCに関する実態調査を含めた説明、内部被曝と外部被曝の相違と気象研がNatureに報告しているCsのホットパーティクルとその体内での作用、Csの体内蓄積、そしてCsの心臓への影響だけでない膀胱ガンの発症についてエビデンスに基づいて説明しました。これら調査の間に、フクロウの会の「子供達の尿検査から見えてきたものNo3」に次のような記録をある事を知りました。福島県の健康管理調査検討会は、当初、内部被曝の調査として尿検査やWBCが検討されていながら、議事録から削除されていたのです。 |