消費税について

2010年7月6日

2010年6月、7月11日の参議院選挙を控え、菅首相は、消費税の10%値上げを打ち出しました。
今までの自民党政権では、考えられない事でした。いつも選挙の前には、国民に甘い事を言い、選挙が終わった途端、態度を豹変させるのが、ずっと日本の政治でした。そのため、政治に諦めと無関心が覆い、それを良いことに勝手のし放題の自民党政権でした。

古い体質の小沢政権と言っても良い鳩山政権から、管政権になり、そこには国民対し、対等の大人同士の対話が求められていると私は受け止めています。

消費税の増加に対し、民主党の支持率が60数%から50%に落ちたと新聞は騒いでいましたが、私には、むしろそれでもなお、50%の人々が支持している事に驚き、同時に国民が大人になってきている事を実感しました。特に消費税の中身についての議論が始まったのは、とても良い事です。いつも消費税というと%の増加ばかりで、当初から言われている益税については、少しも話題にならない事に私は不満でした。昔の物品税のような形になれば、反対する人はずっと少なくなるだろうと思っています。特に食品に対しては、高価なものを除いては無税で良いのではと思います。最近はPOSの発達で、食品だけを無税にする事はそれほど難しい事ではないと思うからです。他の生活用品にしても、ある程度同じように出来るのではないでしょうか。小規模の商店には、POSの貸与をする仕組みにします。POSの需要が出来、低所得者への戻しより、経済的で、経済の増加も期待できます。

機械化の発達で、消費税発足当初には、考えられなかった事が可能になっています。

行政の仕組みの中で何かをしようとはしてはいけないと思います。
大きな政府は、お金がかかる事が問題です。特に行政の費用は、目に見えにくい事を気をつけなくてはいけません。

さあ、これからどうなるのでしょうか。菅政権が賢明な判断をする事を願っています。

三原翠