フクシマと甲状腺異常 本文へジャンプ
 
とうとう、恐ろしい事が顕在化して来ました。この事実を被曝とは無関係と言う人を科学者と言えるでしょうか!


2012年9月14日
9月12日の朝日新聞朝刊に,福島の子供の甲状腺検査で、甲状腺がんになっている例が、1例出たと報道しています。既に8月24日までに約8万人の18歳以下の子供達の検査結果を報告しており、その後の2次検査38人で、甲状腺がん1人、良性腫瘍27人と事である
この記事では、チェルノブイリのデータでは、甲状腺がんが出たのは被曝から数年後なので、1年後の発症は被曝と関係ないと言う鈴木真一教授の談話を載せています。

しかし、あるブログで、国立がんセンターの癌調査をグラフ化して紹介していました
グラフの一部を引用します。

国立がんセンターの情報では、10歳未満には10万人あたりで全く甲状腺がんの発症はありません。
更に詳しい内容を見ると、

5年間で5歳未満は発症なしです。
今回の福島の子どものがん罹患児の年齢がプライバシーと記載されていませんが、この発症なしの過去の記録と関係があるのかもしれません。100万人あたりで1-2人の発症と言われている事もこのブログで、計算すると1.8人であったとこ事で、一般に言われていた事が国立がんセンターのデータで証明されたと述べられています。

ベラルーシにおける甲状腺がんの発生率は下記の通りで、当初は少なくても次第に増加する事がわかります。


14歳以下の子供の甲状腺がんの症例数を、各国別にみると、ベラルーシは随分少ないようです。
甲状腺がんは死亡率は低いと言われていますが、ホルモン器官でもある甲状腺の罹患は、体の体調にさまざまに影響を及ぼす事が考えられます。早期に発見して早期に治療する事が、必要です。